脅迫（上）

ノア・ボイド / 寶村信二

パトリシア・コーンウェルも絶賛の新作FBI小説!
全米ベストセラー!
ミレニアムフィルムズがジェラルド・バトラー出演で映画化予定。

女性司会者が〈ルバーコ・ペンタッド〉と名乗る男によって殺害された。百万ドルを支払わなければ、次は政治家を殺すという要求がFBIに届く。捜査官がニセ金を持って指定された場所へ向かうと、そこは三十年前に閉鎖された海軍刑務所だった。内部に仕掛けられた巧妙な罠により捜査官は殺され、犯人は逃亡。数日後には予告どおり議員が殺される。捜査が手詰まりとなる中、かつて犯人追跡に特異な才能を見せていた元FBI捜査官スティーヴ・ヴェイルの所在が明らかになる――。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 海外小説
• 出版社: SBクリエイティブ
• 掲載誌・レーベル: SB文庫
• ページ数: 296ページ
• 電子版発売日: 2014年10月17日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[ブクログ · ★★★★★]

ポール・リンゼイの別名。
なぜか今回は勘が働いて、
登場した途端、怪しいやつと思った人物が、
やはり犯人側だった。
ちょっとうれしい。

いつにもまして、会話が軽妙で、
アメリカ社会に知識がないとわからない冗談が
ちりばめられていて、
でもそれが、
マニアック過ぎず、難しすぎず、
私には程よくわかって、いい感じだった。

（下巻へ続く）

[ブクログ · ★★★★☆]

201310/上下巻まとめて。ポール・リンゼイの別名義による作品。といっても、路線もスタイルもリンゼイそのもので何故別名義？？上下分冊も微妙。でもリンゼイ読者は読んで損はない作品！残念ながら亡くなってしまったそうだけど、このシリーズの続きがあと一作あるようなので早く翻訳されるといいなー。