町の小さな書店・純星堂。怪奇書を立ち読みする学生の朝日向は、古くさい着物を身にまとった怪しげな男と店内で出会う。男の名は佐野。職業、小説家――。ぶっきらぼうな佐野に最初は戸惑う朝日向だったが、本当は優しいところや、仕事をしている時の大人でかっこいい佐野を知ると次第に惹かれていき……。
Posted by ブクログ 2015年07月18日
どの作品も淡々と静かに進んでいく、淡く溶けていきそうなお話たち。ちょっぴりオカルティックな作品あり。
表題作は怪しげな小説家とオカルト好きな学生の話。
死相が出てると言われた男と死相が出てると言った男のオカルティックな話、大家と小説家の話、真剣な出会いを求めてなかなか得られずに愚痴る男と聞き役の男...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月09日
短編集
・作家×本屋に通う学生
・死神に目をつけられた人の話
・大家×作家
・郵便屋さん×花屋さん
全部面白かったのですが、大家さん×作家さんの話が特に萌えた。
ああいう堅物そうな人が受けなのがたまらない…。顔もなかなか可愛いのに髪伸ばしてたりメガネかけたりして隠そうとしてるのも萌える。そしてただ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月05日
あらすじとして紹介されている一作目を期待して購入したのですが、ラストの郵便屋さんの話が一番素敵でした。
あの「あ、貼り忘れた」のシーン、大好きです。可愛い。
画面ははっきりしたモノクロで、この雰囲気はとても好きです。
ベタの強い画面が本当に大好きで、たまらないです。
個人的には、人物の顔の癖がち...続きを読む