人に教えたくなる数学

根上生也

※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

数学は、公式を利用して計算で答えをだすものだと思っていませんか？ むしろ、知識にたよらず、自分自身の直観力を駆使して、謎解きするプロセスこそがおもしろいのです。

本書では、パズルのような問題を解きながら、問題の本質を見抜く楽しさを体験していきます。めんどうな場合分けも、難しい計算もしないみごとな解法に感動してください。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 学術・語学 / 理工
• 出版社: SBクリエイティブ
• 掲載誌・レーベル: サイエンス・アイ新書
• ページ数: 208ページ
• 電子版発売日: 2014年11月14日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 40MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

面白い！数学って面白い！

こうやって数字を子供に教えられると楽しいだろうなあと思う。


以下引用
『好きな数を７枚のカードに書いて下さい。何桁の数でもかまいませんが、正の整数としましょう。すると、その７つの数の中には、その和または差が１０で割り切れる組があります。どうしてでしょうか？』

実際にやってみたんです。分かんなかったから。すると、確かに必ず１０で割り切れる組があるんです。
鳩の巣原理ってので説明出来るんだけど、こんな単純なことでも知らないと不思議で仕方がない。どうしたって逃げられないんだよね。割り切れちゃうの。






これを深読みすると・・・、人生でもこうやってどうしたって逃げられない事に、やっきになったり凹んだりしてるんじゃないのかと思ってしまった。知らないだけで、逃げられない原理がある。運命というか、宿命というか。カッコ良く言うと使命かな。

そんなことに出会ったら・・・、素直に受け入れるのがいいんじゃないかなあと思うようになりました。