目からウロコのヨーロッパ史 15のキーワードから「西洋精神」の源流をたどる

島崎晋

観光地として根強い人気があるヨーロッパ。旅行に行く前にヨーロッパについてある程度の知識を持っておきたい。はたまた、ヨーロッパ自体の歴史や文化に興味がある。本書はそんな方に最適のヨーロッパ史の入門書です。ガイドブックよりはるかに詳しく、専門書よりも断然読みやすく書かれています。本書は通常の歴史書のように古代から現代にいたる時間の流れに沿って書かれていません。「ヨーロッパ精神」を形づくっているものを15のテーマに分け、さまざまな時代の出来事の中からそのテーマをよく象徴するものを取り上げました。こうすることで時間の流れでは見えなかったヨーロッパの本質がくっきりと浮かび上がってきます。また、なにも最初から順に読んでいく必要はありません。好きなテーマから、関心のある出来事からつまみ食いしていただければけっこうです。きっといままで気づかなかった新たなヨーロッパの姿に出会うことでしょう。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 社会・政治 / 国際
• 出版社: PHP研究所
• シリーズ: 目からウロコの歴史シリーズ
• ページ数: 288ページ
• 電子版発売日: 2014年08月01日
• コンテンツ形式: XMDF
• サイズ(目安): 29MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

ヨーロッパの歴史のさわりを15のキーワード（例えば、怪異とか、独裁、キリスト教、革命など）にわけて簡単に書いた本です。各項目につき、２ページずつという短さなので、ちょっとしたヒマヒマに読めていいかも。簡潔すぎて物足りない部分もあったけど。まあ、とりあえず、これを読んでちょこっとヨーロッパ通になったつもりになってみては？