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Posted by ブクログ
執拗に濃く描かれない作家さんなんだが、さらっとツボを突かれる。つがるゆきが凄い好きで、やっと『鉢植えの住人』買ったんだが、「砂漠の井戸」が凄くいいなー。私、ゲイではないけど、男女の結婚意外に家族制度はないんか、ってずっと思ってるもんなぁ、それが描いてある。そう思っているだけで実現した訳でも解決したわけでもないんだけど、男二人で無理なく生きようとしているのがいい。「指輪なんかいいからずっと一緒にいてよ」と言う台詞が陳腐ではなく、BLだからではなく、好きな相手に言っている言葉だと言う現実味を凄く感じた。
そしてこの作家さんは「つがるゆき」もそうだったが、あほっ子を生みだすのが非常に上手い。「週末の空、茜色、そして宇宙」の、翔って男の子の、恐らくあんまり頭が良くないのでボキャブラリーが少ない為だと思うが、少ないが故に端的に物事を表した言葉を放つ所が物凄く萌える。コタツの中の秘め事も物凄くリアルだ。フィクションの中のリアル、と言う意味での。続く「金曜、君に会いに行く」の「金曜の午後の授業がはねたら 航ちゃんに触ろうと決めていた」と言う冒頭の「触ろうと」と言う描写が凄くいい。触りたいが昂じてえちになる、と言うのがいい。カプだから肉体接触=寝る、と言う感覚じゃないとこがいい。
人を好きになる上でバカじゃないあほっ子が本当に上手いなぁ。最後の「結婚行進曲はいらない」の浦和、まんまでたっつんで読める(笑)
Posted by ブクログ
表題作より4つの短編の方が好きだ。
【砂漠の井戸】
人生の中で避けては通れない将来の問題、生産性のない関係だからこそ不安な未来。
悲観することもあるだろうけど、夢だとしても、前向きで幸せな発想が素敵だと思った。
【終末の空、茜色、そして宇宙】
【金曜、君に会いに行く】
幼なじみのコタツえっちの漫画?
主導権は航ちゃん(攻)にあるんだと思っていたら、どうやら翔(受)が持ってる様子(笑)
「じゃあ今夜は6回やる」と、その後の展開がバカっぽくて好き。
衝動的で良いなぁ♪
【結婚行進曲はいらない】
大宮、やるこたやってるし感心しないけど、変に隠さないとこや自分に素直なところが妙に好き。
Posted by ブクログ
古街さんの著作を初めて読んだのは、この話でした。
正直絵のバランスは微妙なんですが(頭部が大きいのかな?)気になる話を描かれる方です。
表題作も良かったですが、ゲイカップルの想いを淡々と描いた「砂漠の井戸」が好きです。
こういう話を描くのが上手い作家さんだなあと。
「オルタナ」が一番好きですが、この本を読まなかったらそこに辿り着く事もなかったので、出会えてよかった!!
これからが期待出来る作家さんだと思っていたのですが、今は商業やられていないのかしら。
二次は見かけましたが、絵ももう誰だか分からない絵になっていて勝手にちょっと淋しい気持ちになっています。
またいつか描いて下さるといいなあ。
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