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高校で習ったはずなのに、なぜか印象の薄い「地理」。地名や用語のオンパレードに音を上げ、「地理」を暗記科目だと思って諦めてしまってはもったいない! さまざまな現象を説明する「根本原理」を理解し、「地理的思考力」を身につければ、日本と世界の動きがよくわかり、毎日のニュースがもっと楽しくなるはず。「地理的思考力」が身につけば、世の中のしくみもよくわかる! 現役高校生の予習復習にも最適な、苦手意識のあった「地理」がたちまち楽しくなる“やり直し”学習本。
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Posted by ブクログ
地理は暗記科目ではなく、論理関係で人間の暮らしと地球との関わりを説明するものだということがわかる1冊
地理という科目には地形、気候・風土、産業、資源、紛争などさまざまな要素が含まれます。 その知識は日常のビジネスの役にも立ちます。 関心を持つきっかけにしてもらいたいという思いを込めて書いたのが『忘れてしまった高校の地理を復習する本』です。 地理とは山脈や河川の名前を覚えることが目的ではありません。風...続きを読む土によって人の暮らし、そしてメンタリティは変化します。そのダイナミズムが地理の面白さです。 目次 第1章 世界の結びつき 第2章 世界の民族・人口 第3章 世界の地形環境 第4章 世界の気候環境 第5章 地球環境問題 第6章 世界の農牧業 第7章 世界の工業 第8章 生活文化・村落と都市 第9章 アジア・アフリカ・ヨーロッパ 第10章 南北アメリカ・オセアニア 最終章、オーストラリアの箇所で述べられる日本との関係が印象深い。これもまた学ぶことの大切さを物語っている。 本文中から引用すると、 オーストラリア側から見ても日本は第1位の輸出相手国、合衆国につぐ第2位の輸入相手国です。また、日本からはたくさんの観光客がオーストラリアを訪れています。 このような経済的なつながりは深いものの、日本において2国間の外交関係はそれほど重視されているように思えません。 太平洋戦争の勃発直後から日本軍はオーストラリア北部の都市ダ―ウィンを爆撃しています。人口5000人の町で240名以上が死亡しました。1942年2月のシンガポール陥落により日本軍の捕虜となったオーストラリア兵士たちは、3年半にわたる収容所生活と、泰面(タイ・ビルマ)鉄道建設での重労働を強いられました。過酷な扱いのなか、捕虜の死者は8000人に達したといいます。これは捕虜総数の約38%でした。なお、ドイツ軍中の死亡率は2%であったといいます。 このような歴史は日本の教科書にはほとんど記述がありませんが、オーストラリアでは小学生にも教えられています。日本人にとっては、資源・食料の輸入相手国、観光地としてしか見ていないオーストラリアですが、彼らから見た日本は世界で唯一自分たちを攻撃した国であり、今でもその不信感や恐怖を完全には払拭しているとは思えません。私たちはその心情をどれほど理解しているでしょうか。(320ページ ~ 321ページ)
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