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Posted by ブクログ 2009年10月04日
第一印象:
私自身の専門からは離れた分野ですが、学部の講義で基礎法に興味を持ち、今回は比較法に関する新書を何か一つ読んでみようと思って買った次第です。
日本人が抱く法意識は、司法制度改革を通じて変わったか、これについて展開されていくんではないかなと端書きを読んでおもしろそうだと思いました。今日買った...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月29日
タイトルだけで買ったけど、中身を読んだらなかなかヘビーな内容だった。
大岡裁きって人情味あふれて良い!と思うけどあれは小説やドラマの話であって。
喧嘩両成敗・義理と人情で日本人は大昔からそれが当たり前だと思い
過ごしてきているわけで、そもそも論そんな義理と人情だけではこの現代生きてはいけない。
日本...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年04月17日
近代法の成立までを解説する前半と
「法意識」について先行の研究をふまえてまとめる後半の二本立て。
新書ならではの論理展開のゆるさと,読みやすさのバランスがよい。
明治維新以来の社会制度の変化は、法に限らず一本の線に沿い説明可能なんだなと、
穂積陳重という明治の法学者のファッションと近代法の受容過程...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
本書は面白い。手抜きのようですが、これで十分なように思われます。「穂積陳重の外見の変遷」と西洋法継受とに関連性があるのかは素人目には分かりませんが、まずこの発想に感服させられます。また、「日本人の法意識」について、見解の対立があるのも興味深いです。「日本人の法意識」と言われたときに、日本人であるはず...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年05月06日
法文化を法現象の原因として捉えるのではなく、現実に存在する法現象から、そこに顕現している法文化(法的なものの考え方、法行動の様式、法価値の体系)を推定し、そうして把握できた法の問題を「自分の問題」として理解することで、自己変革を通じて社会をよりよい方向に変えてゆく契機としたいとする問題意識には、強く...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月06日
[ 内容 ]
現在、この国では法と裁判のあり方をめぐる「第三の司法改革」が進行中である。
法科大学院の開設、平成二一年をメドに始まる裁判員制度など、法の現場は大きく変わろうとしている。
日本人にとって法とは何か?
西洋法を継受する過程で、この国は何を取り入れ、何を棄ててきたのか?
そもそも、法はわれ...続きを読む
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