キャンバスにくちづけを

南国ばなな

高校生の蜜琉は、ある日公園で絵を描く一人の男性の存在を知る。その絵描きの射抜くような視線に蜜琉はひどく興奮し、勢いで声をかけてしまうが―!?人の視線に興奮する高校生と自分の描いた絵に欲情する絵描き。特殊な性癖を持つ需要と供給が一致する(!?)大人気シリーズ他、純愛エロスがいっぱいの南国ばなな初BLコミックス!!

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BLマンガ
• 出版社: 竹書房
• 掲載誌・レーベル: 麗人
• ページ数: 215ページ
• 電子版発売日: 2014年06月19日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 98MB

[匿名 · ★★★★★]

短編集

最近ばなな先生のファンになって、昔の作品まで全部買いたい！と購入しましたっ！！
200ページ越えの大ボリュームで読み応えたっぷり！
ギャグっぽいのから、シリアスな話まで幅広くでも全てエロい…さすがばなな先生です！

[あさひ · ★★★★★]

作者さん買いです。これがBL初作品だったとは知らなかった。短編集ですが、どれも過不足なくまとまっていて大満足でした。

[ブクログ · ★★★★★]

このBLがやばい！で見かけて絵柄が好みだったので購入。
絵の綺麗さに加えて、話がすごく好みでした。

チェンバロ調律師のお話がすき。
エロもなんか綺麗です。

[ブクログ · ★★★★☆]

フェチな方々が続々出てくる短編集。
表題作は自分の描いた絵に欲情！？する絵描き×人の視線に興奮する高校生の話。すごーくエロかった。でも、この二人、かなりエロくはあるけれど体だけじゃなく、ピュアな心も持ち合わせているし、ちゃんと恋しているところは好感度高め。変態なことやっていても精神的に二人が愛で繋がっているのが大切なところです。

「愛しい指先」は調律師×チェンバロ奏者。指フェチですねー。しかも、攻が優しい顔つきながら鬼畜攻めっていうのがいい。

「ご主人様と呼ばないで」は主従プレイ命の攻が素晴らしくて、愛しくて笑えます。水鳥が素直でかわいいご主人様で萌えます。

「狐の嫁」はちょっとファンタジックで、あかねが小悪魔ぽくて色っぽい受。

全体的にエロくはあるけれど、笑わせ方もうまくて肩の力抜いて楽しめる作品ばかりです。「変態・エロス・ハッピーエンド」の理念で描かれた！？とあるあとがきにも納得。初BLだそうですが、これからもBL作品いっぱい描いて欲しい作家さんです。

[hm · ★★★★☆]

良かった

ばなな先生のファンになったので、こちらも購入させていただきました。
短編集で色んなお話が読めて面白かったです。
短いお話の中でもちゃんとストーリーが良くて、たくさんえろを吸収出来るので、良かったです。
あとどの受もとにかくかわいい。

[ブクログ · ★★★★☆]

高校生の蜜琉（みつる）は、ある日公園で絵を描く一人の男性の存在を知る。
その絵描きの射抜くような視線に蜜琉はひどく興奮し、勢いで声をかけてしまうが―!?
人の視線に興奮する高校生と自分の描いた絵に欲情する絵描き。
特殊な性癖を持つ需要と供給が一致する（!?）大人気シリーズ他、純愛エロスがいっぱいの南国ばなな初BLコミックス!!
（出版社より)

[ブクログ · ★★★★☆]

初BLコミックスとは思えない内容の濃さ！
絵も綺麗だし､フェチを題材にしてして読んでいて面白かったです。
ふとした時に読み直したくなる作品。

[ブクログ · ★★★★☆]

表題作でいきなり飛ばしててびっくりしましたが、どの話もかなりのフェチっぷり。ありえんだろー！と突っ込み入れつつも楽しく読みました（笑）

[ブクログ · ★★★★☆]

フェチがいっぱいの短編集です。

表題作は自分の描いた絵に興奮する作家×視線に興奮する高校生の物語。
設定が特殊で共感しづらいかと思えば結構純愛な展開で心理描写も丁寧なため、すっと感情移入できました。

他にも数本短編が収録されていますが「愛しい指先」が個人的には好きです。

フェチが題材なだけあって濡れ場満載のエロスただよう１冊です。絵柄も作品の雰囲気にすごくあっていると思います。

これがBL初作品っていうのがすごいです。

南国先生の絵柄が苦手でなければ是非読んでみてください！！

[ブクログ · ★★★★☆]

　高校生の蜜流は、人の視線に興奮する性癖を持っている。いつも一人でしたい彼は、実家では兄弟が多いため、公園でひっそりとしている。
　その日も、人気のあるでいつ誰に見られるか解らない公園で、自慰をしていたのだが、そこに鋭い視線が。視線の先には、絵描きの青年がいた。
　彼は、自分の描いた絵に欲情する性癖の持ち主で…。

　キャンパスシリーズは３話で終わり、他にも短編漫画があります。どの話も、変態ちっくな性癖の持ち主が登場しています。
　ギャグ漫画の「あほも」で知って、絵も綺麗だったので興味を持って購入したのですが、やっぱり絵がすごくお上手です。体のラインというか、結構デッサンがとれているので、漫画も見やすかったです。ただ、キャンパスシリーズの主人公である蜜流の一人称が、家族や友達の前では「俺」なのに、絵描きの桐生の前や、心の中の一人称が「僕」なのがよく解らなかったです。多分、「僕」が本来の一人称で、家族（弟たちの前含む）や友達の前は格好つけというか、そのようなものなのだろうとは思うのですが（「桐生の前」ということも、自分の性癖を曝しているので、内面の一人称と変わらないからなのかもしれない）。そうだとすると、少し伝わりにくいかなぁ…と思います。友人や家族が出てくるのも一話ぐらいだったので。その辺りをもう少し出してみても良かったと思います。そうすると、蜜流の変態の理由も解るとともに、変態度も高くなると思うのですが。…個人的に。

　けれど、絵や話もすごく読みやすいので、変態な性癖のある主人公（受）や相手（攻）にときめく方はチェックされてみてはいかがでしょうか。