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英語の2大変種であるイギリス英語(全10章)とアメリカ英語(全30章)のそれぞれの国内の地域差・階層差、および、イギリス英語とアメリカ英語の関係史について、章ごとに一つのテーマにしぼり、単なるエッセイではなく、専門的にならないよう配慮もしながら、英語学習にプラスとなる情報を盛り込んだ読本。Daily Yomiuri (2013年4月より The Japan News に紙名変更)で好評連載のコラムの単行本化。
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Posted by ブクログ
[英語と米語と]一言に英語と言ってもイギリスとアメリカ、そしてその国内ですら様々な違いが見られるもの。本書では地域や階級などに着目しながら、英語の中の多様性を眺めていくとともに、多様性が果たした役割について考察が加えられています。著者はいくつかの英和・和英辞典の編纂に携わられている野村恵造。 学...続きを読む校教育である程度「画一的に」英語を習った身ですので、本書で示される英語の多様性には何度も驚かされました(日本語でも方言により大きな違いがあるので、英語にそれがあるのも言われてみれば実は当たり前なんですが...)。独特の発展の背景にまで踏み込んでいますので、「英語はちょっと...」という方にも楽しみながら英語について学んでもらえる作品かと思います。 英語を学習する際に日本人が首をひねってしまう点(私の場合は、「この動詞って前置詞が必要なのか?」)のいくつかは英語・米語間の差異に由来し、大まかに言えば「どっちもあり」であるというのは勉強をする上で肩の荷を少し軽くしてくれるかも。英語学習のモチベーションアップにも有用な一冊ではないでしょうか。 〜英語の今後を考える際のキーワードは「脱英米化」と「多極化」だ。〜 「英語」っていう単語の使い方を振り返らせてくれました☆5つ
John Bull は英国人、Uncle Samはアメリカ人の典型を指す言葉。英語、米語の違いを映画やスポーツ選手を例にあげて説明してくれる。Daily Yomiuriのコラムをまとめたものなので、堅苦しさはない。派手さはないが、隠れた良書。コクニー訛りとしてDavid Beckham、コクニーの特...続きを読む徴としてhを落とす、thがfやvになる、エイがアイになるなど面白い。today's paperは「トゥダイズ パイパ」。北部のScouseの代表としてリパブールのSteven Gerrard。 James Carragher。イントネーションが高止まりする。(茨城弁に似ている) 米語では、ニューイングランド、NY、その他大勢のアクセントがGAと呼ばれおおまかに3種類。その他階級差、黒人、ハワイなど地域と階級の組み合わせで分類される。英米の具体的な違いを知るにはぴったりの一冊。
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ジョンブルとアンクルサム―イギリス英語とアメリカ英語
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野村恵造
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