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「チンギス・ハンは破壊し、ティムールは建設した」――。一四世紀から一五世紀にかけて、中央ユーラシアの広大な領域を統合した大帝国。現世の楽園とも言える庭園(バーグ)を数多く建設し、青に彩られた帝都サマルカンドとその周辺に高度な文化を花開かせた帝国はいかにして繁栄したのか。マムルーク朝やオスマン帝国など西アジアの敵対勢力をも打ち破った創始者ティムールと後継者たちの知られざる実像に迫る。(講談社選書メチエ)
筆者はティムール時代の一次歴史資料に基づいてティムールの生涯、政権樹立、実績、そしてその後継者について記述しています。中央アジアの歴史に関する日本語の資料は非常に少ない以上、この本は大きな価値があると思います。参考になります。興味深く読みましたが、これから又じっくり読み直したいと思います。