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コラムニスト・辛酸なめ子が、女30代、独身で生きていくために探った、気になるあの職業のマル秘仕事術を大公開! 雑誌「サイゾー」の連載を再録した本編に加え、新たに特別対談として、あの、世界のプリンセス・テンコーにもインタビューを実施。世界中のセレブに愛されるイリュージョニストが教える“サバイバル恋愛術”も必読です。
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Posted by ブクログ
Booklogの書評が余りにも面白そうだったので思わず買ってしまった。 期待を裏切らない面白さ。辛酸なめ子さんのあえての卑屈な感じも笑えるのだが、それより登場する人たちの面白さに! 最後の締めがヒキタ テンコーさんなのもGood! 食べれる土がとても気になり! ちょっと食べてみたくなりました。
電車の中でくすくす笑いながら読みました。 「大爆笑」じゃなくて、くすっと笑ってしまうかんじ。 なめ子さんの淡々とした文章の中にある、ブラックな笑いがすきです。 出てくる職業もおもしろいものばかり!! 「ハイタッチャー」や「土食家」など。。 プリンセス・テンコーさんとの対談は、最強すぎます。
なめ子さんは自虐が板についていますが、その実かなりシニカルで醒めた観察眼を持っておられますね。。。 恐縮しているように見せながら、距離を取って茶化してみたり・・・。
なめ子さん的あれこれ体験記。世の中いろんな人がいるもんです。そして、どんな立派な人でも、どことなくおかしいとこあって。そういうの、あぶり出すの上手だなって思います。 恐縮してるようなそぶりでありつつも、するどい観察眼で見切ってるうえに、ちょっと毒もまぶした表現。こんなふうにブラックな笑いも含んでも...続きを読む嫌みなく、さらさらっと文章かければいいな。
ちょいちょいの自虐的な文章がねぇ・・・。笑えるんだけれど、その中でも 学生時代の勉強を頑張っていたら今頃セレブの友達のラインも変わっていたのかも・・・という件には胸が痛んだ。。。
ふだん周囲にいなさそうな、ふしぎな職業?の人たちを、なめ子さんが直撃インタビュー。微妙に茶化してる感じがブラックな笑いをさそう。意外にまじめに仕事のやりがい、とか、自己実現なんかについても、考えさせられるような・・ないような(笑)
なめ子の本は一字一句読む私だが この本は字が小さく細かすぎて 読むのがだるかったので写真とマンガのみ見た。 なめ子は賢すぎる。 私も観察力は鋭いと思うが、彼女には負ける。 プリンセス天功と躊躇せず話せる人はすごい。
面白い!章と、まあまあ、と読み流した章と。雑誌の連載だったそうなので、仕方ないかな。印象に残ってるのは、ファーストクラスのお客様についての部分だったりします。
なめ子が現代を生きていくべく様々な職業の人にインタビューをしていくという内容。 相変わらず自虐的なようでいて結局全部茶化してて面白いけど、もっとパンチ欲しかったなあと。期待しすぎてた分少し物足りない。
暇つぶしに読むには最高だよね。辛酸なめ子さん。 丁寧な文体に含まれる、毒舌批評がたまりません。 あの時もっと、勉強していれば、ということは、 ほんとうによく思うのだけど、 最近は、 自分はこれだけ中途半端さに甘んじてきた人間なのだから、その分一生努力し続けなくてはならないのだ、...続きを読む という覚悟に変わりつつあります。 私は多分、お金持ちにはなれないような人間だろうけれど、 努力することを楽しく思いながら、自分の一生を過ごしていきたいと思います。 追記 わたしは、「女のヒエラルキー」というものから、ことごとく逃げて生きてきた人間なのだけど、 最近、「自分も確実にヒエラルキーの中に格付けされているのだ」と思い知らされる出来事があり、その「ヒエラルキー」について考えさせられる。 「女のヒエラルキー」って、恐らく大きな要因として男の目線が作ったものですよね? 小さい頃から、 「◯◯さんはOKだけど、△△さんはダメね」 というような男からの微細な線引の違いを肌で感じて、「自分の位置、自分の女としての価値」を思い知らされる。(で、その価値付けで優位にたった人間が、さらにそのヒエラルキー構築に拍車をかける) わたしはひたすらそこから逃げてきた。 道化の一にいたり、「グループを組まない」事によって階級付から極力逃げてきた。 自分が傷つかないように。 しかし最近、なんとなく「劣位」に置かれていることに気付かされとても悲しい思いをしている。 (格付けから逃げてきたからといって、その上下関係がわからないわけではない。優位にいる人間くらいわかる。そんな人間に勝負を挑むはずなどないのだが、いつのまにか同じ土俵に立たされ相撲を取らされていたことに気づいたというか。負け戦の戦場に駆り出され、ボロボロに敗れたのを鼻で笑われている気分、を味わった。) なにが悲しいかって、自分に女の価値がないって思い知らされたとか、そんなんじゃない。「『劣った人間』のことを、それでも心から受け入れてくれる人間がいる」ってことに、申し訳ないやら悔しいやらで泣けてきた。 「こんな自分」を「敗者の自分」を肯定してくれる。 私の発言は、ならば頂点にいる人しか、人に受け入れられる資格が無い、ってことを肯定してしまう発言だけど、そうじゃない。「自分の「分」なんて、自分が一番弁えている。思い上がらないから傷つけてくれるな。」ってことなんだと思う。 でも書きながら気づいたけど、「思い上がる」とか「傷つけられる」とか、それこそ「男の目」を気にした男性優位の発言だろう。 女は、ヒエラルキーに溺れない意志を持たなきゃならんと思う。 「男が許してくれたから、『私は許される資格のある人間なんだ』」なんてこと思っちゃいかん。私もどこかでそんな気持ちに甘んじているところがあったのだろう。 じゃあ、どう生きて行ったらいいのか。 悲しいかな「女も女を排除する」。 「何あいつ、勘違いしちゃってんの?」 そう思うことが、私の中にないか、逐一確認せなならん。 どうしたら、変われるんだろう?どうしたらもっと、生きよくなれるんだろう?
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