近代日本陶芸史 ゲテモノからニセモノ、そして現代アートへ
  • NEW

近代日本陶芸史 ゲテモノからニセモノ、そして現代アートへ

ビジネス・実用
2,420円 (税込)

12pt

-
0件

欧米のギャラリストが熱狂する日本陶芸。
それは、アヤシイ歴史のるつぼの中で育まれた。

何て言ったって皆コッピーさ──北大路魯山人

いまや「日本人だけが知らない現代アート」と世界で賞される日本陶芸は、実は昭和元年から現代アートであり続けてきた。
柳宗悦は「下手もの」に内なる美を見出し、
民藝派を批判する魯山人は古陶を「コッピー」し、
加藤唐九郎は「永仁の壺」というシミュラクルで人々を幻惑した。
さらに「前衛陶芸」「オブジェ焼き」「モダニズム陶芸」を経て、桃山以来の磁場をもつ「茶碗」をもポストモダン化するほどの、表現が渦巻き爆発するカオスが現出している。
フォルムの美を追究し日本・近代を内破する陶芸家たちの百年史。

[本書より]
陶芸は常にモダンアートであり、現代アートだった。この視点から出発することによって、多様性の名の下にカオスと化した陶芸史を交通整理して、すっきりと見通せる「近代日本陶芸史」を編む必要がある。

[本書の内容]
はじめに──陶芸は常にモダンアートであり、現代アートだった
第一章 はじまりとしての「下手もの」革命──リーチ、富本憲吉、柳宗悦
第二章 シミュレーショニズムとしての古典復興──北大路魯山人の「コッピー」
第三章 アヤシイニセモノの仮想世界(パラレル・ワールド)──近代陶芸としての「永仁の壺」
第四章 戦争と陶芸──モダニズムとナショナリズム
第五章 「ニセモノの制度化」と伝統のブランディング──荒川豊蔵《隨縁》神話の誕生
第六章 戦後陶芸の「退行」と「転倒」──岡部嶺男と八木一夫のメランコリアと処方箋
第七章 「モダニズム陶芸」と近代の超克──加守田章二と栗木達介
第八章 茶碗の居場所──近代陶芸の「外部」からポストモダンへ
第九章 現代陶芸の「ラディカリズム」とジェンダー
第十章 「空虚な日本」とアナクロニズムの現代陶芸史
あとがき──林康夫「浪江に捧ぐ」(二〇二四年)から
主要参考文献
図版一覧
人名索引

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

近代日本陶芸史 ゲテモノからニセモノ、そして現代アートへ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

レビューがありません。

近代日本陶芸史 ゲテモノからニセモノ、そして現代アートへ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社選書メチエ の最新刊

無料で読める 雑学・エンタメ

雑学・エンタメ ランキング

藤原貞朗 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す