仏教学から観た「幸福の科学」分析 東大名誉教授・中村元と仏教学者・渡辺照宏のパースペクティブ(視角)から

大川隆法

仏教学の権威 中村元氏の死後14年目の真実。
そして、渡辺照宏氏の天上界からのメッセージ。
ふたつの霊言から明らかになる仏教学の功罪とあるべき姿。
中村元氏と渡辺照宏氏がもし生きていたら「幸福の科学」をどう観るのか。
神秘思想を取り去った理由とは。
「転生輪廻」や「無我」をどう解釈するか。
「仏陀の悟り」をどう考えるか。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 学術・語学 / 哲学・宗教・心理
• 出版社: 幸福の科学出版
• 電子版発売日: 2013年12月11日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 19MB

[ブクログ · ★★★★☆]

東大名誉教授・中村元氏の霊言を通して、学問としての仏教を垣間見ることができる。霊言集としてはかなり長編であるが、読み終えた後に、何ともいえない気持ちになる。「これが仏教学者なのか…」と。
あとがきにもあるように、やはり学問だけを通して、真実の宗教を伝え続けることは困難であることを感じずにはいられない。
大川隆法氏が書かれているまえがきに心うたれる名文があった。「仏陀の教えを哲学化し説明することは可能だが、仏陀の言葉を誰にでもわかる言葉で説明し、伝えきることは難しい。単純かつ神秘的でないものには感動がない。感動がないところに世界宗教は生まれない。」