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むかしむかし、かみさまは、
パイナップルをおつくりになりました。
味は、いまとかわりませんが、
皮はほわほわだし、やわらかいものでした。
かみさまは、パイナップルを育てるために
パイナかぞくをつくり、地上につかわしました。
パイナかぞくはとうさんパイナ、かあさんパイナ、
ねえちゃんパイナ、すえっこパイナの4人。
パイナップルができると、動物たちがやってきて、
喜んでパイナップルを食べました。
ところが、あるときからトラたちがやってきて、
畑を食い荒らすようになったのです。
パイナかぞくがトラたちに、畑を荒らさないように頼んでも、
きいてくれません。
パイナかぞくは考えました。
「こうなったらぼくたちが強くなるしかない!」
そして修業を始めたのです…。
パイナップルのデコボコの皮の秘密を解き明かす
壮大なほら話。
キュートな絵が魅力のナンセンス絵本。
「いい絵本は、思考のきっかけになる。
本当のことは誰も知らない。だから考える。するとびっくりするようなことが起こり始める。
ねぇ、みんなも一緒に考えてみない? 」
哲学者 小川仁志
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