人妻風俗嬢

人妻風俗嬢

385円 (税込)

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妻というレッテルに苛だつ女性たち

妻というレッテルに苛だつ女性たちは、なぜか風俗嬢という生き方を選択した。そして実際に何を手にしたというのか。「初めて女として扱われた気がする」と照れながら告白するファッションヘルス嬢の真理子(28)。「平凡な主婦で終わりたくない」と語る性感ヘルス嬢のルミ(20)。
十七人の風俗嬢たちのリアルな声を元風俗嬢の著者が密着リポート。

まえがき
「生まれて初めて女として大切に扱われた気がするの」真理子・28歳/ファッションヘルス
「四十分で八千円もらえるんだったらいいかなって」晴香・35歳/乱交パーティー
「平凡な主婦で人生が終わるのは嫌なんです」ルミ・20歳/性感ヘルス
「ダンナに内緒にするのって、夫婦間のルールだと思う」涼子・33歳/ファッションヘルス
「大袈裟かも知れないけど、生きる力をもらいました」小泉・22歳/ソープランド
「最近ね、久々にナンパされたの。やっぱりうれしいね」陽子・34歳/性感ヘルス
「風俗の仕事はダンナ公認です」ミキ・27歳/マットヘルス
「仕事のことを秘密にしてるってだけでも、感じちゃう」千穂・28歳/SMクラブ
「誰も自分を知らない土地で、一からやり直したかったの」紀子・40歳/本番サロン
「家の頭金が期日までに間に合わなかったからなんです」由紀子・31歳/性感ヘルス
「旦那のことすごく好きだから、この仕事のことは内緒なの」メグミ・29歳/SMクラブ
「すごいマトモな職場だってことを知って驚きました」理穂・26歳/妊婦プレイ
「『すぐお金が必要なんだ、風俗へ行ってくれ』と頼まれた」麻香・26歳/ファッションヘルス
「なぜ風俗で働くか、主人はすべてわかっていると思います」亜矢子・27歳/SMクラブ
「じつは十九歳の時からずっと風俗やっているんです」美加・28歳/ファッションヘルス
「わたしこう見えても完璧主義者なんですよ」早苗・27歳/性感ヘルス
「セックスは主人とするのも、お客さんとするのも一緒です」麻耶・36歳/ソープランド
あとがき

●酒井あゆみ(さかい・あゆみ)
1971年、福島県生まれ。中学生から時給に惹かれて地元のキャバクラで働き始める。高校卒業後、上京。キャバクラでバイトを経験した後、知り合った男にファッションヘルスの店を紹介される。それをきっかけに「風俗のフルコース」と愛人業、AV女優を経験。20歳の時にヘルスに来た客と一緒に「AVプロダクション」を設立。自分でも現役女優をしながら社長業務をする。22歳の時、とある作家の取材コーディネートをきっかけに出版社の編集者と知り合う。熱心な執筆依頼を受け、半年後にデビュー作『東京夜の駆け込み寺』を発表(同タイトルはTBSの番組になった)。作家活動に入り、多数の作品を発表する。フランスで初上映した『TOKYO NOIR』をはじめ、小泉今日子主演の『風花』の映画監修、江角マキコ主演のTBSドラマ『独身生活』の監修など映像業界でも活躍。30歳を境に同棲していたヒモ男と別れる。貢いだ金額が一億近く。その反動で「男買い」を始める。その体験を元に執筆した『レンタル彼氏』(幻冬舎)は、GYAOでドラマ化され、ランキング1位を独走する。同時に漫画化もされた。

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