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Posted by ブクログ
土器が縄文人の寿命を延ばした理由や、関所が時代ごとの権力者の都合で役割を変えていたことなど、「なぜそうなったのか」という視点が特に面白かった。
平家や北条氏の衰退からは、一族による権力独占が組織を弱らせることを歴史が繰り返していると感じた。人情としては理解できるものの、結局は血筋主義に陥ってしまう人間の悲しさも見える。
江戸時代の酒造奨励が米価維持のための経済政策だったと知り、歴史の裏側にある理由が見えて興味深かった。今の日本酒業界の衰退も、本当に衰退なのか、もともとの需要はどうだったのかと考えさせられる。
歴史はその時代の課題解決の積み重ねだと実感した。一方で、現代は課題解決だけでなく未来を見据えた挑戦もできる時代だ。歴史を学ぶことで、今をどう生きるか、そしてどう生きたいかを考えるヒントが得られる一冊だった。
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