ニコイチ9巻

金田一蓮十郎

【菜摘の婚活、障害あり!?】
崇へのカミングアウトを微妙ではあるが完了させた真琴。ついでに菜摘へのプロポーズまでちゃっかり完了!! しかし真琴との結婚を両親に報告した菜摘は、継母から強い反発を受けてしまう。
(C)2010-2011 Renjuro Kindaichi

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: スクウェア・エニックス
• 掲載誌・レーベル: ヤングガンガン
• ページ数: 212ページ
• 電子版発売日: 2013年08月02日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 34MB

[ブクログ · ★★★★★]

菜摘さんとの結婚話が出たものの、菜摘ママに強烈な反対を受けた真琴がとった笑撃の行動とは…!?

巻数を追うごとにだんだんカミングアウトの敷居が下がってきている気がするｗ
一難去ってまた一難、こんなに地味に恵まれぬ（地味なところがポイント）主人公もそうおらんだろうな。
はたして真琴と菜摘さんは無事に結婚できるんだろうか。
続刊に期待。

[ブクログ · ★★★★★]

色々ありえないと思いつつも好きです(笑)
毎回結構なハードルを越えてるはずなのになんでどんどんハードルが出てくるんだろう（漫画だからだ）
嘘はつかないにこしたことはないなーと毎回なんとなく思うのでした。

[ブクログ · ★★★★☆]

「……菜摘ってあんまり恋愛向きの性格してないよな……」（206）

恋愛、というか結婚向きの性格ってどういうのだろう？ということを少し考えるとともに、それが向いてようが向いていなかろうが、なんとか調整して結婚に向かわせる圧力というのがまだまだ存在しているし、おそらく一部のジェンダー論者の目論見とは裏腹に、今後もそれは継続していくのであるということを考えてみると、なかなか「自由」について考えさせられる。


それはともかくとして、本書は最近書店で見かけて、8巻まで集めていたことを思い出したので読んでみた次第。

基本的にニコイチはワンパターンの繰り返しで（金田一先生は全体的にそういう傾向だが）、しかも絵もすっきりしているし展開もすっきりしているので非常にそれが目につきやすい。しかしながら、それを押してなお物語を魅力的なものにするその手腕はさすが。オッカムの剃刀というか、少ない素材で料理をうまくつくり上げるのが得意な人だなあとつくづく思う。

[ブクログ · ★★★★☆]

　カミングアウトの嵐とか、お義父さんパネエお父さんと話し合うんじゃないかこのでかすぎる器の広大さっぷり……！　とか、意外とおちゃめなお義母さんとかあったんですがー、がー……こ、この引きで次巻まで待たされるのは正直きっついわ。うわあ。
　毎回毎回引きがすごい作品ですが、今回は今までになかった事態なだけに……いやでも、考えてみれば最初から今までずーっと彼女は好意的だったわけだし、ここでいっちょ波乱を持たせておくのは納得。やっぱり次巻がラストなのかな。ハレグゥも（第2部あったとはいえ）全10巻だったし。
　多田さんは……正直マジで浮気を迫らないでくれるといいなあ。ないとは信じてますが、多田さんはともかく真琴には崇くんがいるわけで、崇くんが懐いてる菜摘さんを押しのけて、ってなったらもう当事者だけの問題じゃないしなあ。多田さんの口からうっかり崇くんが養子とバレたりとか……うん、やっぱないな。ふつうに謝ろうと思ってただけだろう、うん。須田が浮気することはまずないだろうし。
　次巻が待ち遠しい……うおー、この引きはゆるやかふんわりとはいえかなりショックだなあ。どっちが悪いっていうなら真琴の方が悪いけど、経緯や気持ちが真琴視点だっただけに責めにくいし。うん、ほんと待ち遠しいです。来年には出てくれるよね！（長い）

[ブクログ · ★★★★☆]

やっぱ女装の時が最強。
両親の事がひと段落と思ったら新たに障害が…。
そう順調に結婚できないよね。

[かよ · ★★★☆☆]

カミングアウト

せっかくカミングアウト出来たのに、女装から、抜け出せないのではと心配になる！笑
主人公が、ちょっと優柔不断すぎる。菜摘ちゃんを大事にしないと！

＃笑える

[ブクログ · ★★★☆☆]

202011/全巻まとめて。女装して母親になり通すという漫画ならではの設定から生じるドタバタ劇にややエロもありつつ親子のハートフルを交えたり、な物語。連載誌や当時の時代性ゆえか、現在だといかがなものかな表現が若干気になった。同じようなドタバタの繰り返しで冗長に思うとこもあったけど面白かった。

[ブクログ · ★★★★★]

主人公の心配性とネガティブな性格が完全に裏目に出ている。
弟の話で、菜摘さんがイケメンに告白されたらコロッといっちゃうような人間だと思っているあたり、全然菜摘さんを信頼出来ていないのが若干いらっとする。

[ブクログ · ★★★★★]

１巻〜９巻まで一気に読んだんですが…、まだ完結してなかった…のか…。
てっきり完結したのだと思って読み始めたのに…。

死んだ恋人の子供を引き取って、母親として育てる男主人公のドタバタ漫画です。
最初は誰にも内緒だった女装生活が徐々に様々な人にバレたりカミングアウトしたりしていき、９巻では主人公の恋人（女）の母親、友達へのカミングアウト。
順調にいっていたのに、元カノの登場で修羅場の予感…。

という事で、設定だけ読むとどこのライアー・ライアー？って感じですが、どっちも面白いです。
ハレグゥを３巻まで読んで合わないな…と挫折した自分には金田一蓮十郎はずっとハレグゥの人として苦手意識があったんですが、いやはやこんなに面白い作品を生み出すお人だったとは。ハレグゥもひょっとしたら今読んだら面白く感じるかもしれないですね。アニメは大変面白かったし。

男版主人公のネガティブ妄想のやり過ぎ感が巻数重ねるうちに過剰でちょっとイライラしますが（強引すぎて）、全体通してホント面白いです。テンポが良い。

ので、完結してから一気に読めばよかったです。ホント。
なんで確認しなかったんだろう…。

[ブクログ · ★★★☆☆]

菜摘父の反応がよかった。カミングアウト祭りだなー。あれだけうだうだしてたのに。菜摘に対する智の想いって、ライアーライアーの透みたいだな。少し違ってたら、こっちがくっついてたかもしれないよね。元カノ襲来、そして菜摘様ご立腹。