小説 #拡散
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小説 #拡散

1,760円 (税込)

8pt

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【内容紹介】
笑えるほど滑稽で、笑えぬほど、悲惨。
現代を映す痛烈な社会派エンターテインメント。
映画『#拡散』脚本を手掛けた港岳彦による小説版

ワクチンを打った次の日に、妻が突然死んだ。
ふつうなら泣く。沈む。静かに喪に服す。
しかし、夫の浅岡信治は、妻の死の真実を求めてまずスマホを開いた。

「原因はワクチンに違いない……。」
ネット上の膨大な情報の波にさらわれた彼は、抗議活動として巨大な遺影を首から下げて病院前に立つ。
その姿はSNSで拡散し、”悲劇のヒーロー”として祭り上げられる。
悲しみはどこへやら、SNS上の見ず知らずの人たちからのコメントが、彼の心を温かく満たしていく。

しかし、信治のもとに集まってくるのは同情だけではない。
マスコミ、インフルエンサー、政治――欲望とデマが渦巻く中で、信治の運命はあらぬ方向へ転がりだす。

――あなたのSNSタイムラインにも、この物語の続きがもう流れてきているかもしれない。

小説版では、映画では描ききれなかった登場人物たちの過去や心理をより深く、緻密に描きだす。映画の世界観をさらに掘り下げ、映画鑑賞の前後どちらでも楽しめる作品。

【著者紹介】
[著]港 岳彦(みなと・たけひこ)
1974 年宮崎県生まれ。日本映画学校(現・日本映画大学)卒。1998年に「僕がこの街で死んだことなんかあの人は知らない」で、シナリオ作家協会主催・大伴昌司賞受賞。脚本を手掛けたおもな映画作品は「あゝ、荒野 前篇・後編」(2017年)、「アナログ」(2023年)、「正欲」(2023年)、「ぼくが生きてる、ふたつの世界」(2024年)、「ゴールド・ボーイ」(2024年)、「#拡散」(2026年公開予定)など。TVドラマ作品に「前科者 -新米保護司・阿川佳代-」(2021)、「仮想儀礼」(2023年)、「水平線のうた」(2025)、「I,KILL」(2025)。

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