推しが辞めた（１）

オガワサラ

25歳、デリヘル嬢。推しは「6hourS」のミクくん。私にとって、ミクくんは世界のすべてだった。ファンを大事にしてくれる彼のためなら、いくらだって稼いじゃう。でも、人生を懸けて推してきたミクくんは、ある日突然脱退した。なぜ？ どうして？ その理由を追い始めた私は、ある「禁忌」を知ることになる――。風俗嬢が推しの辞めた真相を追う、衝撃のアイドルサスペンス！！

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: 講談社
• 掲載誌・レーベル: コミックDAYS
• シリーズ: 推しが辞めたシリーズ
• 電子版発売日: 2021年11月18日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 97MB

[なぎ · ★★★★★]

お仕事やりたくないって人が多い中で、これがあるから頑張れるって活力にできている姿が凄いなぁって思いました。ミクくんの事情も垣間見える部分があったので、色々考えさせられますね。

＃深い ＃ドロドロ

[たやや · ★★★★★]

推しのために体はりまくり。そんなにハマれるってちょっとない。推しとの触れ合いはプライスレスなんだね。世の中そんな推しのために生きてる人がいるんだなと思った。

＃怖い ＃ドロドロ ＃ダーク

[ほくと · ★★★★☆]

私にはここまでの推しがいないけど、推しがいる人はもし推しがいなくなったらしんどいんだろうな。
共感できる人多そう。

[匿名 · ★★★★★]

心の拠り所の喪失

主人公のみやびは25歳の一人暮らしの女性。
派遣の事務職で手取り14万円、副業30万円という暮らしをしている彼女は「6hours」という男子6人のアイドルグループのミクを推しているアイドルオタクだ。
毎月の収入のほとんどをミクにつぎ込んでいることにまったく後悔のない彼女は彼無しの人生は考えられないと思っているし彼のためならなんでもできると思っている。
その結果が副業のデリヘルだった。
みゆという名前を使って働いている彼女はもちろん好き好んでやっているわけではない。
推しにお金をつぎこむために耐えているのが本音だった。
そんな中ミクが6hoursを辞めるという衝撃のニュースが入ってくるが……。

推しがいるが金銭的な事情でそこまでお金をつぎ込めない自分にとっては知らない世界だったけどそれは別世界ではなく自分の立っているところと地続きの場所にあるということを実感できた。
自戒も込めてこのレビューを書いた。