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心が躍る。顔がにやついてしまう。早く――楽しみなんてひとつもなかった毎日に、ついにさよならします!
光魔法の力を持つため、15歳のときに神殿に入って聖女として膨大な仕事を淡々とこなしていた侯爵令嬢ルーシャ。
聖女は神殿で3年間働くことが義務付けられており、18歳になると辞職が可能になる。
一方的に敵視されていた同僚聖女からの嫌味や聖女のお務め、第二王子の婚約者候補という立場からも解放され、ようやく自由を手に入れた……はずだった。
「お肉こそ命」
そう豪語するルーシャは、3年も我慢していた大好きなお肉が食べられない戒忌週間にうちひしがれていた。
悲嘆にくれていたルーシャは、隣国から来た端正な顔立ちのギルバートに出会う。
元騎士だという彼曰く、魔物の肉も案外おいしいらしい。
世話になるのは申し訳ないと思いながらも、食べられる魔物の見分けはもちろん、解体や調理の腕が抜群のギルバートは、今日もとても頼もしい。
これは、聖女として3年間しっかりと勤め上げた見た目は儚げな美少女でマイペースだがお肉が大好きな令嬢が、真面目で世話焼きな青年に出会って幸せになる物語。
※電子書籍版ではギルバート視点、その後の話などを特別に大幅加筆しております。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
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