白色光の影を浚う

白色光の影を浚う

小説・文芸
1,980円 (税込)

9pt

どうすれば、自分の罪から逃れられるだろう
6年前、7歳の少女が車に轢かれて亡くなった。
引きこもりになった少女の姉、その姉を見舞い続ける友人、運転手の息子。
事故に関わる人々の過去と現在が交わるとき、衝撃の真実が明らかになる――
「死んだら永遠に休めます」の著者が贈る、
苦しくも温かい感涙必至のミステリー

「引きこもりの友人が、別人に入れ替わっている」
鎌倉の名門・冬汪高校に通う滝蓮司と卯月麗一は、学内便利屋「たこ糸研究会」の活動に勤しんでいる。
ある日2人は、1年生の曽我朝美から奇妙な相談を受ける。朝美は長年、部屋に閉じこもる幼馴染・新藤文乃とドア越しに対話を試みてきたが、先月、部屋の中から聞こえた生活音や差し出されたメモの筆跡が、明らかに文乃のものではないというのだ。
調査に乗り出す2人だが、文乃の引きこもりの原因を聞くなり、麗一の態度が一変する。文乃は、6年前の交通事故で妹を亡くしていた。そしてその事故には、麗一の父親が関わっていた――
つらい記憶に向き合う痛みとその先にある光を描く物語。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    祥伝社
  • タイトル
    :
    白色光の影を浚う
  • タイトルID
    :
    20180487
  • 電子版発売日
    :
    2026年05月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

閲覧環境

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白色光の影を浚う のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    静かに進んでいくのに、 気づけばどんどん引き込まれていた。
    「そういうことだったのか」と思う瞬間もあって、 読み終えたあとに、もう一度振り返りたくなる作品。
    面白かった。 そして、じわっと残る余韻もよかった。

    0
    2026年08月15日

    Posted by ブクログ

    不器用な態度、揺るぎない味方。これだけでもお釣りが来ましたが、練り込まれたストーリーからはもう100パーセント還元。初めてもう一回支払いたくなった作品です。

    0
    2026年08月12日

    Posted by ブクログ

    シリーズ3作目。6年前の事故と麗一の父親など様々な人間関係が絡み合う。麗一の過去があまりに辛くて、感情移入させられた。自分自身が真実と向き合う大切さを感じたし、些細な嘘から人を傷つけたりすることを改めて思い知った。本作だけでも十分楽しめるが、シリーズで読み進めるとより深く入り込めると思う。

    0
    2026年08月06日

    Posted by ブクログ

    呑気な学園ものではない。

    誰が誰の平穏を奪ったのか。
    奪われた者はどのように生きていかなければならないのか。
    奪った者は何故そのような行為をしたのか。
    奪った者はその行為が奪う行為だと思っていたのか。
    奪った者の嘘に気付きながらも、いつか真実を明かしてくれる日を待つ、奪われた者。

    「こんなに想像力が欠如していることに俺は本当に驚いてるんだ」

    奪う者は奪われる者の気持ちを想像する事は難しい。想像できるのであれば、そもそも奪わないのだろう。

    奪われた者は不幸である。
    ただし、心から伴走してくれる人が傍らにいるのであれば、それは幸せなのかもしれない。

    登場人物の心理描写を深く表現されたとても良い本でした。

    0
    2026年07月24日

    Posted by ブクログ

    麗一の過去は涙無くしては読めない
    麗一の幸せな過去は一生の宝物
    本当の幸せを知ってる人は道を間違えずにいけるはずと麗一に祈りにも似た感情を抱いた

    『レモンケーキ』

    0
    2026年06月29日

    Posted by ブクログ

    冬汪高校たこ糸研究会シリーズ三作目にしてこれで完結かな? 麗一と蓮司が友達になったいきさつや、麗一がなぜあのような生活を送っているのかがわかります。
    引きこもりの友人が別人に入れ替わったのではないかという相談を受けた二人。しかしその友人の引きこもりの原因がある事故にあることを知り、麗一の態度が豹変する。麗一の過去に何があったのか、そして事故の裏にあった真実とは。
    今回もとんでもなくしんどい物語でした。前二作と違って陰惨な殺人事件は起こらないのだけれど、悲痛さはトップクラスかもしれません。幼い頃の過ちは許されてもよいとは思いますが、それをなかったことにして反省も謝罪もしなくてよい、というのはもちろん違うはず。忘れられるはずなどないのだから、だったらきちんと向き合わないと本人もずっと苦しいままではないかと思います。だからラストのあの人に対して罪を突き付けた行為は、糾弾というだけでなく救済でもあったのではないかな。
    そんな中でも麗一と蓮司の友情にはほっとさせられるし、麗一の幸せな時代のエピソードにもほっこり。麗一の人生は過酷な部分が多かったけれど、それでも彼は不幸ではないしこれからも大丈夫だという気がします。

    0
    2026年06月29日

    Posted by ブクログ

    中盤から涙がポロポロと。
    些細なことで心を壊して少しずつ錯覚を見せていく。
    全てが交差したとき苦しくなって、どうにかならなかったの?と叫ぶぐらい深い余韻の中にいた。
    タイトルに惹かれたので回収がとても良かった。普通に面白かった。

    0
    2026年06月29日

    Posted by ブクログ

    麗一の親のことや蓮司との出会いが明らかになる。そして今回の事件はありとあらゆる方向から色々来た。このコンビは好きだからまた出会いたい。

    0
    2026年06月13日

    Posted by ブクログ

    隠されていた麗一の過去に触れられるのでは、と思って本屋で迷わずに手に取った1冊。
    想像の何倍も重たい過去だった。
    前作で麗一は「自分は気楽な身分なのさ」と言っていた。蓮司はもちろん「麗一に何かあれば滝家全員が悲しむ」と否定した。私も全力で否定したい。

    文乃一家は少しずつ前に進みつつ、朝美に自分の罪と向き合う機会を与え続けた。朝美は幼少期からのコンプレックスがあったとはいえ、真実から逃げ続け文乃一家の思いを踏みにじり罪を重ねた。成長してからも他の被害者に対する罪悪感は全く湧いてきていなかった。救いようがない、と思うがそれでも更生の機会を与えられた。
    朝美のコンプレックスの原因となった姉は最終的に朝美の罪により打ちのめされているが、そこに自身を当事者として受け止め、反省する機会は訪れるのか?

    0
    2026年05月31日

    Posted by ブクログ

    自分の過去の失態、過ちと向き合うこと。それは強烈な痛みを伴うものである。それでも真に向き合ったことを誰かは見てくれているし、それで罪が無くなる訳ではないけれどそうやって生きることでしか許されないものもある。
    後悔しない人生なんてないけれど、より大きな罪になる前にどこかで向き合えたら…そして向き合うだれかが傍にいてくれたら、いいよね。
    失ったものは元に戻らないけれど、生きていかねばならないのだから。

    0
    2026年05月22日

白色光の影を浚う の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    祥伝社
  • タイトル
    :
    白色光の影を浚う
  • タイトルID
    :
    20180487
  • 電子版発売日
    :
    2026年05月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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