ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
7pt
「ボーダー」とは、死後の世界へ行かずに生と死のはざまに立っている存在。ある日ボーダーが見えるようになってしまったおれと、中学生ボーダー・セーラのひと夏の物語。ささやかな思いの一つ一つが人生のかけがえのない一コマだと気づかせてくれる。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
死を扱う作品だったので、 重たいかなと思いきや 全体を通してほっこりする話で 読み終わったあと、幸せな気持ちになりました 何度か泣きそうになりました
【ポップ】 海斗は自称ボーダレス・ケアラー。 認知症の祖母を手助けしたり、ボーダーの世話をしたりしている。 ボーダーは生きている人の世界と死後の世界を分ける境目で毎日を過ごす。毎日毎日、何年も何十年も、同じことの繰り返し。なぜそこに居続けるのか、何をしたいのか、自分が誰なのかさえわからない。幸せなの...続きを読むか?…幸せって?わからない…というか、何も感じない。 海斗は、そんなボーダーの力になりたくて、あちこち走り回る。誰も頼んでないのにお節介だよね。 海斗がどうやってボーダーをケアしたか知りたいでしょ? 【感想】 死ぬ時って、どんなことを思うのかな? 事故で一瞬のうちに命を失うとしたら? それでも、心残りな事があるのかな、大事な人のことを考えるのかな…。 映画の中だと、一瞬が、まるで長い時間のように感じられて、昔からの思い出がずらずら〜っとめぐるのだけれどね。 自分は何を思うだろう? いつも感謝しながら生きようと思った。
読みやすくスッと物語の世界に入ることができる。 文章全体に優しさが含まれているように感じる。非現実的なストーリーではあるけれど、読み終えた時温かい気持ちになれる本。
ボーダーライン、それは生きてる人と死んでる人の境目。ボーダーラインに立っている人たちを助けたい一心で動くその原動力も素晴らしいなと思ったが、1番感動したのはおばあちゃんへの思いやりやそばに付き添ってあげたいと思う気持ちが伝わってきて心が温かくなった。 相手のために何かしてあげたいと思えるその心を自分...続きを読むも常に持っていたいと思った。 最後の展開にはびっくりしたが、ハッピーエンドで心がほかほかした。
ヤングケアラーの類かと勘違いをし読み始めた。表紙からは想像できない明るい話。 夏休み、惚けたばあちゃんを見守るバイトをすることになった。ばあちゃんは毎日律儀に死んだ愛犬の散歩をする。 付き添う海斗がリードを持つと、そこには尻尾を振る愛犬が居た! ボーダレスとはこの世に何かしらの未練のようなものを...続きを読む残して彷徨う者のこと。 海斗は自ら、ボーダレス・ケアラーとなり、セーラが彷徨う理由を探すことにした。 合間に行く海の家のバイト先での会話も楽しい。 #中高生
児童書だけど、大人も楽しめる。 タイトルからヤングケアラーの話かと思ったが、意外なボーダーレスだった。 認知症が始まったおばあちゃんの世話をすることになった少年、でもおばあちゃんの不可解な言動には、ちゃんと理由があるようで、、、。 弱い立場の人に寄り添った話が多い山本悦子さんの小説は、ぜひ親子で読...続きを読むむのがいい。
大学の夏休みの間、認知症のおばあちゃんのケアを母にバイトとして頼まれてすることになった海斗。 おばあちゃんの日課はもうすでに死んでしまった飼い犬・豆蔵のリードを掴んで豆蔵の散歩をすること。 最初はなんとなく同行していただけの海斗だったが、そのリードを握ると豆蔵を始め、死んだけれど心残りがあって死にき...続きを読むれない人や境目にいるボーダーという存在が見えるようになり、ボーダーの中でも異色なセーラー服の中学生女子、セーラとも出会った。 ケアをする人に自分が向いているのではないかと思った海斗は、ヤングケアラーことボーダレス・ケアラーを自称し、様々なボーダーに関わってゆくが…その結末は? 一気に読み終えた。 深刻すぎず、でもなにか胸にあたたかなものが残る読後感で、読んで良かったと思える。 海斗とセーラのやり取りは見ていて微笑ましいし、海斗の様々なボーダーや生きている人との出会いを、あたたかな気持ちで読める。 他人のために必死になれる海斗の性格も気持ちいい。 生きてても、生きてなくてもお世話します。という副題が柔らかく胸に沁みる。 世代を問わず読んでほしい作品だ。ドラマで見てみたい気もする。
豆蔵のリードを持つと生と死のボーダーラインに立っているものが見える そのボーダーに立っている人たちの心残りになっているものを解決してあげる話
夏休みの間、一人暮らしで少し認知症の祖母の世話をすることになった海斗。死んだはずの祖母の愛犬、豆蔵のリードを持つと豆蔵や心を残した亡くなった「ボーダー」が見える。うん、良かった。いい物語。海斗の優しさが人を救う。
タイトルからどんな話なのかな…と思っていたが、思っていた以上に面白かった。 介護施設に入る予定の、初期認知症のおばあちゃんが、死んだ飼い犬のリードを持って散歩している、と近隣住民から連絡があり、仕事をしている母に代わって、施設に入居するまでの数ヶ月間、夏休みのバイトを兼ねて同居して見守ることとな...続きを読むった海斗。 ばあちゃんは、「豆蔵」が今も生きていると信じていて、決まった時間にリードを持ち出すのだが、なんとリードを触った海斗にも、うっすら透けている豆蔵が見えたのだ。 それから、海斗のボーダレスケアラーとしての日々が始まった…。 (あの世とこの世を分ける線、そこに立ち止まったまま、どちらにも行けない「人=魂」をボーダーという) 主人公の大学生、海斗の語りで進む物語。 単純で前向きな海斗のおかげで、暗くなりがちな設定も引きずられることなく、サクサクと読める。 ボーダーを超えて旅立つ魂、ボーダーに残る魂、色々な思いを受け止める海斗の語りが優しい。 2021.1.7
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
ボーダレス・ケアラー 生きてても、生きてなくてもお世話します
新刊情報をお知らせします。
山本悦子
フォロー機能について
「児童書」無料一覧へ
「児童書」ランキングの一覧へ
あなたのとなりにある不思議 びくびく編
今、空に翼広げて
おかわりへの道
はっぴょう会への道
マスク越しのおはよう
夜間中学へようこそ
「山本悦子」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲ボーダレス・ケアラー 生きてても、生きてなくてもお世話します ページトップヘ