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大食いが過ぎて相撲部屋を追い出された長吉は、行くあてもなく、川へ身投げすることを決意する。冥土のみやげに、せめて腹いっぱい食べようと宿屋に立ち寄り、出されたごはんを食べるわ食べるわ。あまりの食べっぷりに驚いた宿の主人が長吉の話を聞き、一緒に向かった先は……?江戸時代に実在した伝説の横綱、阿武松緑之助(おうのまつみどりのすけ)が一人前の相撲取りになるまでを語る、人情あふれる講談の名作!
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Posted by ブクログ
たくさん食べるために力士になったといところが面白いです。あと両親にそんな言葉がかけられたことがないから泣いたというところは少し同情しました。
ちよきちのばくはつてきなしょくよくが、面白いと思います。しかもこの爆発的な食欲のせいで相撲の稽古ができなくなってしまったほどです。これもまた面白いです。
この話は有名なのだろうか。知らなかったな。講談は落語と違ってあまり触れる機会がないからな。こういうシリーズはありがたい。
講談の定番ネタを絵本にしたもの。 著者は講談師。 話としては、大食い過ぎたため部屋をクビになり、死のうかとまで思いつめた力士が、別の部屋に拾われて再起し、最後は六代目横綱 阿武松緑之介となりました、という内容。 講談は原則として、歴史上の人物や出来事をベースに創作されている話が多いので、本書の「...続きを読む阿武松」についても阿武松親方という人の名前に聞き覚えがある事から(相撲についてはほとんど知識ありませんので、間違ってたらすみません)、ああ、今につながった、とちょっぴり感激した。
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