日本の不思議な名建築111

加藤純 / 傍島利浩

24の不思議な建物を新たに追加し、 『日本の不思議な建物101』がさらにパワーアップ！

「この建物はどうしてこんな形をしているのか」
「建築的にどんな意味が込められているのか」
「建物の見どころはどこか」

不思議で美しい写真とともに紹介します。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 学術・語学 / 理工
• 出版社: エクスナレッジ
• 電子版発売日: 2024年07月12日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 96MB

[ブクログ · ★★★★★]

奇怪な建築がたくさん載っている。みんなが知っている有名どころから、ちょっとマニアックなものまで…。旅先での建築巡りは、観光地が開く前の朝早めの時間に楽しめたりするので時間の有効活用にはもってこい。GoogleMapに印をつけまくってしまった。
どれも写真の撮り方がとても素敵。その建物の「らしさ」が引き立つように撮られていると思った。
iPadを持っている人は紙の本より電子書籍で買うのがおすすめ。見開きの写真が多いんだけど、電子版なら、本の「ノド」の部分がないので、より迫力ある写真が楽しめる。

[ブクログ · ★★★★☆]

日本に現存する(した)珍しい形の名建築を、イメージごと(がたがた、ふわふわなど)の表現でグループ分けして紹介している。「船の体育館」(丹下健三)や「中銀カプセルタワービル」(黒川紀章)などの有名な建物から、見たことがないほどヘンテコな建物まで幅広く、見ていてとても勉強になった。
珍妙な形をしているが、この個性的な建物は緻密に計算されていてのことだろう。こんな形でよく建っていられるなと感心してしまう。
その建物こそ看板の役割で、大きな宣伝物である。老朽化で取り壊しが進んでしまうのが実に惜しい。保存していくことができれば良いのだが。

[ブクログ · ★★★☆☆]

通読したけど、ペラペラめくるだけで面白い本。表紙こそ中部圏のものだけど、圧倒的に東京の建築が多いのは、まあむべなるかな。実際問題、興味深い建物が目白押しだもんな。羨ましい限り。