水俣病と医学の責任 隠されてきたメチル水銀中毒症の真実

水俣病と医学の責任 隠されてきたメチル水銀中毒症の真実

2,376円 (税込)

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36年間、患者を診てきた医師が語る真実

多くの患者が放置され、今なお裁判が続いている水俣病。この苦難は国に取り込まれた医学者の不作為によって生まれ、それはまた医学の歪みをもたらしてきた。水俣病に関わった専門家の誤りをただし、水俣病医学の空白を埋める。

※本書は、大月書店刊『水俣病と医学の責任――隠されてきたメチル水銀中毒症の真実』の電子書籍版です。

【目次】
はじめに

第1章 水俣病発生時の医学者たち――水俣病の発見~原因物質の究明

第2章 変節を遂げる医学者たち――水俣病終息説~「昭和52年判断条件」

第3章 患者に向き合う「医師団」の誕生

第4章 水俣病医学、誤りのスパイラル――「昭和52年判断条件」の呪縛

第5章 医師として水俣病に向き合い続けた36年

第6章 知られざる水俣病=メチル水銀中毒症の病態

第7章 今なお続く医学者たちの誤り

第8章 医系技官という存在

むすび 未来に向けて水俣病から学ぶ

【著者】
高岡滋
たかおか・しげる
1961年、山口県岩国市生まれ。1985年、山口大学医学部医学科卒業。1991~93年、順天堂大学脳神経内科にて神経内科研修。1993年、水俣協立病院院長。2002年、神経内科リハビリテーション協立クリニック院長。専門は、一般内科、神経内科、リハビリテーション科、精神科。日本内科学会総合内科専門医、日本神経学会神経内科専門医、日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科専門医、日本医師会産業医、臨床心理士。ノーモア・ミナマタ国賠訴訟など各地の水俣病訴訟での原告患者側証人。

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