恋する魔女はエリート騎士に惚れ薬を飲ませてしまいました ～偽りから始まるわたしの溺愛生活～

榛名丼 / 條

「魔女というだけで犯人などと、なんの根拠にもなっていない」
王都外れの森にひっそりと暮らす人見知り魔女のセシリーは、窮地を救ってくれたクールな騎士団長ジークに一目惚れした。昔から恋に恋する彼女は運命の人とついに出会えた、と胸を躍らせるが、思わぬ事故からセシリーお手製の惚れ薬を彼に飲ませてしまって……。
「俺と付き合ってくれ、かわいいセシリー」「つ、つつ、付き合います」
偽りの恋人関係成立……!? 果たして偽りから始まった溺愛の行方は――？
ピュアすぎる二人が送る、甘々ハートフルコメディ！

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル
• 出版社: ドリコム
• 掲載誌・レーベル: DREノベルス
• シリーズ: 恋する魔女はエリート騎士に惚れ薬を飲ませてしまいましたシリーズ
• 電子版発売日: 2023年01月10日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 14MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

挿しボイスが推しだったので気になって購入。
キャラクターが皆個性的でぶっ飛んでました。特に王女さま。
シリアスとギャグの割合が3:7くらいの割合で、さらっと読める話だと思います。

[ブクログ · ★★★☆☆]

いやセシリー、それは惚れ薬とは呼ばないんじゃ？とツッコミ入れていたら、別の意味でやばいお薬だった件。
それが分かるのは終盤になってからだ。

粗筋にピュアすぎる二人が送る甘々ハートフルコメディとあったが、どちらかというとぶっ飛んだラブコメだった気がする。
ピュアとは（哲学）

いやまあ確かに主役二人はお互い初恋同士なので、そういう意味ではピュアではある。
ただ周囲に「下半身」「下半身」と連呼する王女様に、ピュアをぶち壊しにかかる妖艶なお母様、軟派な騎士様など濃いキャラがいるので、二人のピュアさが霞むというか。
まあセシリーも絶対作らないと言っていた惚れ薬を勢いで作って飲まそうとするし、ジークはジークで帯にある通り「俺の溺愛は加速するぞ」なんていう爆笑を誘うパワーワードを真顔で言う人なので、本当にピュアかと首を傾げたくなる。
ピュアとは（二度目の哲学）

とにかく濃いキャラたちにもみくちゃにされながら駆け抜けていく感じのコメディ。
ぜひあちこちにツッコミを入れて笑いながら読むといいかと。
いやあ、もう本当にぶっ飛んでました（誉め言葉）