ここに来るまで忘れてた。

ここに来るまで忘れてた。

1,320円 (税込)

6pt

4.2

(コンテンツより)
友を失い、恋が残った[渋谷]
スターロードに行きつけが欲しかった[阿佐ヶ谷]
夜行バスが爆発しそうだった[名古屋]
合コンのハシゴで背筋が凍った[五反田]
ピザ屋のバイトで嘘を重ねた[西五軒町]
マックでいいんじゃね?と上司は言った[溜池山王]
警官に変質者と間違えられた[下落合]
大垣は絶対に自分の非を認めなかった[徳島]
ラジオに出るときに酒を飲んで怒られた[木場]
ラジオに出るときに酒を飲んで怒られた[木場]
俺たちは「東京の人になった」。ただそれだけでうれしかった[高田馬場]/他、全37話
◎プロフィール◎
吉田靖直(よしだ・やすなお)
バンド「トリプルファイヤー」のボーカル。1987年4月9日、香川県生まれ。音楽活動のほか、映画やドラマ、舞台、大喜利イベントなどにも出演。また雑誌や各種WEBサイトで執筆活動をおこなっている。2021年2月には初の著書『持ってこなかった男』(双葉社)を刊行。

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ここに来るまで忘れてた。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    トリプルファイヤー吉田さんのエッセイ
    楽曲と同じでとにかく情けない内容ばかりで面白い

    ・気まずさを回避するために適当な口実をつけて
    別れた仕事仲間と電車内で再会した
    ・ずる休みしたバイトのアリバイ作りのために偽の診断書を書き
    東村山までハンコを買いに行った
    ・緊張緩和の道具として本番前に酒

    0
    2025年08月26日

    Posted by ブクログ

    どこから読んでも面白く辛く切なく愛おしい。トリプルファイヤー吉田のリアルな日常の彩りが色素薄めで展開。何者でもないだれか(自分)を勇気づける作品なのかもしれない。最高。

    0
    2021年12月05日

    Posted by ブクログ

    トリプルファイヤーの歌やTV番組での彼のイメージ通り。幸せじゃない、言い訳がましいエピソードが多いけどそれが面白い。

    0
    2023年08月31日

    Posted by ブクログ

    陽キャではない主人公のエッセイであり、ハッピーエンドの物語も少なく最初は後味があまり良くなかったが、なぜか読み続けてしまうのはどこか共感するところがあるからだろう。
    自虐的でも、そんな人生もありだよねと何故か憎めない。
    読み終わった後には、同じ作者の本をもう一冊読みたくなってしまう不思議な本。

    0
    2023年01月09日

    Posted by ブクログ

    ロックバンドのボーカルを本業としつつ独特なキャラクターで『タモリ倶楽部』にも度々出演している著者のエッセイ集。街とそこにまつわる思い出が語られている。ただしシンプルなノスタルジーというよりは今でも心の奥底でくすぶっている私怨のような内容も多々w自らダメ人間であることを積極的に晒していくような究極の人

    0
    2021年12月19日

    Posted by ブクログ

    面白かった!心理状態の解説がうまい!

    でも「持ってこなかった男」を
    先に読んでいて、被るエピソードが
    思ったよりあったので星3つ⭐️

    0
    2022年05月21日

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