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カラー漫画でわかりやすく,面白く。中薬学を学ぶ面白さがここに!
本書では「本草商店街」を舞台に,漢方薬局に勤める薬剤師の姜乾と,そのお父さんで中医師の姜生が,中薬の性能・炮製技術・産地と採集などの事柄から中薬学の面白さを再発見していきます。
中薬学の学習とは,中薬の効能や帰経などを覚えることではありません。中薬の昇降浮沈や体の昇降出入の循環,薬性と四季と人体の関係,薬同士の配伍関係などを学ぶことで,中医学の根底に流れる「人と自然とのかかわり」を知ることです。本書を読めばきっとその意味がわかるでしょう。
【目次】
中薬の性能
1.自然の産物がなぜ薬になったの?
2.中薬の四気五味と昇降浮沈
3.中薬の帰経と薬性理論
4.中薬七情と配伍
炮製技術
5.中薬の炮製
6.調味料が薬に? 輔料のはなし
7.解毒と胃気
8.環境と用薬治療
9.穀物の炮製輔料
10.加熱炮製と薬性
11.加熱炮製の輔料と効能
12.輔料で広がる加熱炮製の役割
産地と採集
13.生育地と薬性
14.生産技術の道地性
15.中薬の採集と季節
16.採集時期と取象類比
中薬の応用
17.中薬はぜんぶ毒?
18.本草の調和こそが薬
あとがき
【著者】
石井尊子
英国マリーレイド・スクール・オブ・ビューティー卒業。 広告代理店,化粧品・アパレルメーカーの海外部勤務を経て,2012年より漢方製剤を扱う製薬会社の学術課に勤務。2008年北京中医薬大学日本校中医薬膳科修了。2011年北京中医薬大学日本校中医中薬専攻科卒業。同年国際中医師の資格を所得。
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