大江戸エロチックホラー短編集

本庄慧一郎

「江戸の闇」は、ご存じのようにさまざまな凶悪な盗賊らを生んだ。
だが、財宝や資産のないつましく暮らす一般の庶民は、盗賊など恐れる必要はなかった。
しかし、彼らは常に闇にひそむ「目には見えない摩訶不思議な霊力」なるものを恐れ、時には身をすくめていたようだ。
そしてもし、万が一にもその「不思議と怪奇の穴」に引きずり込まれることがあっても、当人たちは決して口外しなかったようだ――。
さてこの「大江戸エロチックホラー」と題した四つの物語は「不思議や奇怪なんて関係ないぜ」とおっしゃるあなたの心に「惑いやゆらぎという妙味」をもたらすことでしょう。

「大江戸エロチックホラー」シリーズとして出版されている４タイトルを収録した短編集。
収録作品
蛇岩の霧が哭いた
穴ぐら
かんべんならねぇ
首くくり

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内ホラー
• 出版社: 余美太伊堂文庫
• 掲載誌・レーベル: 余美太伊堂文庫
• 電子版発売日: 2018年06月01日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 8MB