猫科の獣のエロティシズム

神香うらら

大学生の諒は、父親の借金が原因で家に帰れなくなった上に、貯金も持ち逃げされて踏んだり蹴ったり。とにかく高給バイトにありつこうと、スカウトされていたモデル事務所を訪ねてみる。内心モデルにはまったく興味がなかった諒だが、社長の面倒見の良さや男気に引き込まれ、気づけばモデルをやってみることに。その上、社長の超豪華マンションに居候！？ フェロモン滴る渋メン社長を筆頭に、肉食メンズ百花繚乱のハレムラブv

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: オークラ出版
• 掲載誌・レーベル: プリズム文庫
• 電子版発売日: 2013年02月08日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

モデル事務所社長 Ｘ 大学生　　年上攻

上倉諒は、自分のルックスの良さを自覚する生意気ざかりの大学生。ある日、バーテンのバイト中に肉食オーラを放つ男前のモデル事務所社長にスカウトされるが、その気はないときっぱり断る。しかしある事情から家を追い出され、すぐに金を稼ぐ必要に迫られる。仕方なく社長を訪ねてみると…社長の宇和佐は意外にも親切な男で、仕事にありつけたばかりか自宅に居候させてもらえることに。―ところが喜んだのもつかの間、寝室にはベッドがひとつしかなくて…。

健康チェック・・・ありえないけど信じる受が可愛かった～

[ブクログ · ★★★☆☆]

気軽に読むのに丁度良い、弾けたエロコメ小説。ただ健康チェックは…無いだろ（笑）と思いながら読みました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

　上倉諒は、自分のルックスのよさを自覚する生意気さかりの大学生。
　けれどその実、モデルや芸能界などの華やかな世界に興味はなく、稼ぎのない父親を助けながら、日々の生活を送る堅実な生活をしていた。
　バイト代がいいから、という理由で続けていたバーテンのバイト中に肉食系オーラをはなつ男が現れた。
　その男・宇和佐は、諒を是非、うちの事務所のモデルに、とスカウトしてきた。
　一度は、丁重にお断りした諒だったが、それからも宇和佐は何度も店に足を運び、諒に声をかけてくるようになった。
　不安定な収入の自身の父親を見ていて、卒業後は手堅い仕事に就こうと考えていた諒だったが、そうをも言ってられない事態が諒を待ち受けていた。
　なんと、父親が多額の借金を作り失踪してしまったのだった。
　家には借金取りが押しかけてきて、諒は間一髪、手持ちのお金を持って逃げるだけで精一杯。
　コツコツ貯めたお金の入った通帳も父親に持って行かれてしまい、諒は行き場を失ってしまう。
　そんな時に目に入ったのが宇和佐の名刺。
　諒はまったく興味のなかったモデルの仕事を、お金欲しさからやることにした。
　宇和佐の事務所を尋ねると、諒のうっかりからすべての事情を洗いざらい話すことになり、宇和佐は諒に仕事を紹介してくれる上に、自分の家に住めばいいと言ってくれる。
　宇和佐の申し出に感謝する諒だったが、宇和佐の家に行ってみると、ベッドが一つしかない、という。
　仕方なく宇和佐と一緒に寝ることになった諒だったが……

　という話でした。
　諒は苦労はしてる分、真面目でまっすぐな大学生。
　モデルという煌びやかな世界にいても、そこは全然ぶれない。
　一方の宇和佐は、当初から諒のことを気に入っていて、諒が何でも信じるのをいいことに、健康管理と言いながら、諒の体に触れてくる……

　ものすごくいい男のはずの宇和佐が、諒に対してはセクハラスケベ親父のようで、なんだかとっても残念なことになってますよね。
　でも、読んでる間は、すごく諒が素直に信じるせいか、全然、そんな感じは受けませんでした。
　いい年したイケメン男性が、大学生のモデルの卵に振り回されてる話でした！

　ちょっとぼけた受と親父の入った攻がお好きな方にはオススメです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

完全に表紙買い。
受けの子が好みだったから買っただけ。
茶髪で攻めっぽいのが受けおいしいですもぐもぐ。

読みやすさとしては、文字の大きさ的にもテンポよく読めた。
話の流れは読める展開で、可もなく不可もなく☆3つ。

受けの子がタイトル通り猫科の攻めだと思ってる典型的な受け。
それも実はちょっとアホな子でウブ。

攻めは元モデルで現事務所の社長。
バーテンで働いてる受を見つけてスカウトし続けるも鬱陶しいと思ってる受。
ところが、ホスト経営してる父親が突然借金で海外逃亡。
仕方なくもらった名刺のところに転がり込み、モデルしてたら…くっついた！みたいな。

攻めは受けのこと、一目見て実は…狙ってました！みたいな展開＼(＾o＾)／

展開的には受けが嫌いじゃない流れなんだけどな。
寧ろ好きな流れ（バーテン・モデル・実はウブ）
如何せん攻めが物足りん。
健康チェック…これはいくらアホでも気づくでしょう。