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第2回朝日時代小説大賞を選考委員満場一致で受賞。伝奇色豊かな正統的忍者小説でありながら、主人公の文吾とその妹分・お鈴の成長物語&青春小説としても秀逸。和田竜など若手時代小説作家に匹敵する筆力あり。
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Posted by ブクログ
忍び物など司馬遼太郎の「風神の門」以来であったが、初めから回想シーンに突入し、いつまで立っても戻らないのでおかしいなあと思っていたら、何時の間にか次元が同一になり、四次元パラレル宇宙時代劇へと変貌して行ってしまった。忍びの話自体も面白く、それがSF的な話へと移って行くという、これまでにない展開に驚い...続きを読むたが、これは時代小説と言っていいのか、それともSF小説なのだろうか。
織田信長の頃の伊賀忍者達を描いた「冒険活劇SF伝奇時代小説」とも呼びたい、超一級のエンターテインメント。文句なしに面白い。何となく続きも書けそうな結末に期待も高まります。この人、2010年のこのミス大賞受賞者だそうです。
中盤から後半の流れるような展開に、一気に読んでしまった。 ハットリ君みたいに、すいとんの術とか水蜘蛛とかは出てきません。念為。
南北朝の対立から、本能寺の変まで、時代を裏側から操る闇の職人集団。時空を自在に超える伊賀の忍びと、不老不死の力で対抗する謎の左術師、怨念の争い。超盛りだくさんの要素で、大長編になるところを大胆に突っ走った快作です。登場人物も魅力的なんですが、物語の展開のスピード感に気持ちが入り込むところまで行かず、...続きを読むやや物足りなさが残ります。この中途半端な感じは「完全なる首長竜の日」でも感じたところ。でも、これくらい一気に読める方がイイのかも。幻術合戦は映画にするほど派手ではありませんが、舞台で見ると面白くなりそうです。
第2回朝日時代小説大賞受賞作 時代と時空に翻弄された忍者エンターティンメント 映像化したら面白いかも
Posted by 読むコレ
第9回の「このミス」受賞作家による忍者ものの 時代小説。時代ものですが割と自由な作風でしかも 忍者ものなので苦手意識のある方でも読み易い気が しますね。作者自身は舞台脚本を書かれているだけ あって文章も読み易く、情景が想像しやすい。 ただちょっと時間軸が分かり難い...かな? 伊賀の...続きを読む上忍に直々に育てられた主人公の「文吾」が 忍者という生き方、己のアイデンティティを模索する中 歴史の渦に巻き込まれていく...。伊賀壊滅に向けて 北畠軍の大軍が迫ったり、その中で妹分の「お鈴」との 微妙な恋愛に揺れたりと...なかなかに忙しいw。 この主人公の「文吾」は後に石川五右衛門と なるようなのですが、今作のラストは時代小説かつ 青春小説のようで爽やかで清々しい。ただ作中に 色々な要素がゴチャついていて、大きな軸が少し ボヤけてしまうのが残念。 「このミス」を受賞した作品も近日出るので そちらも楽しみ!
伊賀の上忍・百地丹波によって一流の忍者に育てられた文吾は、何ゆえ忍びを目指すのか思い悩む。やがて北畠(織田)信雄率いる大軍が伊賀に迫る―。第2回朝日時代小説大賞受賞作(「BOOK」データベースより) 『忍び秘伝』もそうだったから、多分そうなんだろうなぁとは思ってましたが・・・。 あー、やっぱり...続きを読むこれも忍者もの時代小説じゃなかったー。 SF風味の方が色濃く出ているので、山田御大みたいな「忍者同士のめくるめく激闘!」みたいなものを期待すると、がっかりする率が高いです。 読み始めてすぐに、主人公が過去の自分に(意識が)飛ばされて、ほとんど過去の話で埋まっちゃうのもいただけなかった。 んで、その長ーい過去部分が「主人公を殺す理由」の説明になっていて、現実に戻ったら「だからお前を殺すぞテヘ☆」(実際こんなん言ってないが)って相手が襲いかかって来て・・・、わーある意味びっくり! 最後もなんかあっけないよね。 これならまだ『忍び秘伝』の方がよかったかなぁ。 果心居士の正体が実は・・・って、世阿弥から徐福にまで、話が広がっていく所と、「煙之末」「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)」の説明部分は「へー、ほー」と楽しく読めました。
歴史SFファンタジー、かなぁ、、、。 信長の伊賀攻めや本能寺の変の裏の真相だったり、石川文吾(五右衛門)や観阿弥・世阿弥の出自の伝説を絡ませたり、面白い要素は多分にあったのだけれど、時空超えとか、あまりにリアリティがなくて、ウーン、て感じ。歴史小説だと思って読んだのがそもそも間違いだった。読みやす...続きを読むい文章だけれど、ストーリーは何だか漫画チック。他の人も書いておられるように、映像化されるとまた違った面白さを感じるのかも。
大好きな戦国忍者ものであり、しかも期待の新人ということもあり、かなりハードルを上げて読んだが・・・。 登場人物の信長や松永久秀などは形式化されており、時代小説の醍醐味は半減。 また、随所にちりばめられたエピソードも目新しいものもないため、不満ののこるところ。 また、本能寺の変に関する新解釈がラストで...続きを読む語られるのではあるが、「無理ありすぎでしょ!」って感じ。 単調な割には急に荒唐無稽な話を挿入してくるため、作品全体のバランスを欠いており、残念。 ただ、アクションシーンは割かしよかったのではないかな。
この著者の首長竜の話もそうだったけど、時間軸があやふやになって、夢か現かはっきりしなくて、酩酊感を覚えてしまった。 おもしろくないわけじゃないけど、読んだ後の満腹感はなし。
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