最高に贅沢なクラシック

最高に贅沢なクラシック

770円 (税込)

3pt

3.6

オーケストラ、極上ワイン、人生の贅沢を語り尽くす痛快無比の音楽論。オペラハウスのある都市を訪ねる。劇場が人々にもたらす快楽と人生を考察する。酒、車、街、そして音楽が流れる至高のときを愉しむための痛快無比の芸術論。ブラボー! (講談社現代新書)

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最高に贅沢なクラシック のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2016年10月30日

    読んでいて何度も、村上龍の文章を連想した。「本物」を求めて時間と金をかけて移動する、美食について書く……ということ以上に、たぶん「芸術」を受容するということについての態度そのものに、通底するものを感じたからだと思う。

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    Posted by ブクログ 2013年06月20日

    豊かさの中で生み出されたクラシックは、豊かさの中にいなければ肉薄することができないという、良識の中ではなかなか語られなかったが真実に近いことを具体例と経験から説いている。旅行記として読まれた方も多いのではないかと思う。
    豊かさと浪費は違う、という指摘はもっともだと思う。

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    Posted by ブクログ 2012年09月02日

    クラシックは基本的に豊かな人の音楽であると主張する著者による世界各都市でのクラシック体験とホテル、レストラン、酒、街、車についてのうんちく集。日本の真面目なクラシックファンが怒ることを承知で書いている露悪ぶりが楽しめた。消費ではなく、浪費のすすめとしても筋が通っている。

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    Posted by ブクログ 2017年04月11日

     うーむ、なんというか単なる一俗人の好みの披露、という感がぬぐえない(著者はそうではないとあとがきでも再主張しているが、それはちょっと違うのでは?と反論もしたくなる)。が、音楽通史として読めるし、なるほど面白いという点も多く、楽しめた。確かにいんちきくささがある、というのは納得できる。が、フォローで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年07月24日

    著者は冒頭で「学生食堂でご飯なんか食べていたら、プルーストはわからないよ」と言って大顰蹙を買った学生のことを引き合いに出して、返す刀で「電車に乗って通勤している人にはクラシックはわからない」「トヨタ車に乗って満足している人にはクラシックはわからない」と言い切ってしまう。

    裕福な生活の中で作曲され、...続きを読む

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