空間から読み解く環境デザイン入門

菅野博貢

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私たちの生活空間がどんな意味を持つデザインなのか、日本と西洋の伝統的なランドスケープや近現代のデザインからルーツを探る。その再発見によって、今後のまちなみのデザインコントロールや地域計画がいかにあるべきか、考えていくことができるものとなっている。写真を多用し、わかりやすく紹介した。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 学術・語学 / 理工
• 出版社: 彰国社
• ページ数: 176ページ
• 電子版発売日: 2025年04月25日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 98MB

[ブクログ · ★★★★☆]

散歩が楽しくなる本。ふんだんに写真を使いながらどこにでもあるような公園やビルなど、身の回りのデザインを取り上げ、そのルーツを紐解いていく。一つ一つを詳しく調べたくなるような魅力があった。

■メモ
水辺の鉄板デザインは洲浜と荒磯。
禅宗の庭に特徴的なのは、滝(龍門瀑)の下にある、滝を登ろうとする鯉を表した「鯉魚石(りぎょせき)」。蘭渓道隆が中国から伝えた滝で、いわゆる登竜門。
メメント・モリ「死を忘れるな」
オーダー(古代ギリシャローマ建築の柱と梁の装飾)ドーリア式、イオニア式、コリント式、コンポジット式
アール・ヌーヴォーのデザイン　鉄のベンチや傘立て(植物などのモチーフ)
アール・デコ　新宿伊勢丹
ディズニーランタイゼーション