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現代社会の死生観は高齢化、葬式・墓の簡素化、家族関係の希薄化とともに変化してきた。多くの人が不安視するひとり死について、「終活」講演多数の死生学研究者が意識調査結果を分析し浮き彫りにする。死生観を醸成する一助となる一冊。
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Posted by ブクログ
終末期ケア専門士の勉強直後に読んだからか内容が鮮明に感じた。 筆者の死観が自分のものに近くて勇気出たな。私も今できることを精一杯やって生きていく。
主観も多かったが、読み応えがあった。 私は、余命を知らされたら、元気なうちにちゃんとお別れしたい、作中に出てきた人のように。 ▶︎「今までありがとう。あの世へ先に行ってるね」と言ってくれ、一緒に写真を撮り、笑顔で握手をして別れた。 死は生の最後の地点だから、前向きな意味で死んでみたいと思っていた...続きを読むが、本書を読んでさらにその思いを強くした。 けど、この気持ちって作中にも出てきた「病院のベッドの上で死ねる」ことが元のイメージになってるんだなと気づいた。 事故で、水の中で、火の中で、殺されて、死ぬことだってあることは忘れてはいけないな。 DNARについてもっと知りたいと思った。
社会も家族の在り方も変わったのだから、葬儀も埋葬も当然変わるのだ。ナウい話題がてんこ盛りで勉強になった。 日本人、死んだ親は自分を見守っていてくれるけど自分が死んだら無になると考えがち…
興味のあるテーマで手に取りました。 この本はエッセイなどではなく、どちらかと言うと論文や調査発表に近い形の内容です。 図やグラフがあり、役所の資料なら…と思いますが、一般書籍でタイトルから期待する内容とは離れていると感じました。 部分的には参考になるものもありましたが、こうしたことも考慮して読まれた...続きを読むらよろしいと思う。
身近な死を迎え入れる、自らの死を迎え入れる事についての周辺の話と著者の体験を交えての本。死が社会化すれば不安は軽減され、後を誰に託す等の懸念もなくなり安心して今を生きることができるという提言にはうなづけるものがある。
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〈ひとり死〉時代の死生観 「一人称の死」とどう向き合うか
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小谷みどり
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