コルセーア １

御園えりい / 水壬楓子

海賊の盲目の参謀・カナーレはその美貌と裏腹に、秘められた壮絶な過去を背負っていた。暗殺組織からの追っ手を察知したカナーレは一人、下船をしたのを艦隊指令官であるアヤースに見つかってしまい…！？

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BLマンガ
• 出版社: 幻冬舎コミックス
• 掲載誌・レーベル: コミックマガジンリンクス
• シリーズ: コルセーアシリーズ
• 電子版発売日: 2012年11月16日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 53MB

[aki · ★★★☆☆]

コミカライズ1

小説版の上下巻=漫画版1～3巻にまとめられています。各キャラのビジュアルや地図付きで、国等の位置関係が漫画版だと分かりやすい。むしろ小説版につけて欲しかったです。
過酷過ぎる人生を歩む目の見えないカナーレ。海賊プレヴェーサの作戦参謀。しかし誰にも感情を見せず他人とは常に距離を置くため、仲間からは煙たがられる状態。
頭が良く圧倒的な強さを誇りぶれないアヤース。二つ名は悪魔殺し。カナーレに反発心？胡散臭い？→媚薬を使われたカナーレの体を宥めるべく抱く→初めてカナーレの熱に触れて、惹かれ溺れガンガン攻めます！愛されることを恐れ、何かあったら自分を殺してくれるアヤースに信頼を寄せていくカナーレ。
駆け足になりがちなコミカライズですが、上手く凝縮されていると思いました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

水壬楓子原作のコミカライズ。

攻め：アヤース
受け：カナーレ


原作を知らないのでその世界観がイマイチ把握出来ない作品。
何年頃が時代背景なのかも不明。
海賊物だから中世ヨーロッパ時代なのかな？
履いている靴が現代のパンプスやブーツっぽいのが興醒め。
初めて読んだ漫画家さんで、キャラの絵柄そのものは魅力的だと思うけど、いわゆる少女漫画風で裸の男の身体がかなりイマイチ。
女性キャラの顔には魅力がない。
エチ場面も身体の描き方のせいか萌えにくい。
船の上や海の様子も描き込みが足りない印象。まあ、時代考証無視して雰囲気だけで読ませていると甘い採点をすれば許せる。

話自体は面白そうなので原作をきっちり読んだ方が私には合うのかもしれない。