犬になってもいいかしら

上杉可南子

エリートで男前な夫・丈太郎と、人もうらやむ結婚生活を送る新妻のうららだが、これまでの男運が悪かったせいか、今の生活に不安はつのるばかり。はたして「不幸体質女」のうららにしあわせへの道は見えるのか！？収録作品：犬になってもいいかしら／この世の半分は女なり／ふたりの世界／封印された過去／むかしの女

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 少女マンガ
• 出版社: 小学館
• 掲載誌・レーベル: Judy
• 電子版発売日: 2012年10月12日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 47MB

[G · ★☆☆☆☆]

ガッカリ。

試し読み部分までは、旦那はモテるけどオッチョコチョイな妻を愛してるし、誘われまくる旦那は揺れないんだろうなぁと思って買ったけど、なんだよ？このクソ旦那は？。

旦那は思ったよりダメだったけど、妻も情けないというか、バカなの？。

妻の歴代彼氏もクズばかりで妻はいつも浮気されたり寝取られたり捨てられたりと悲惨な交際歴を持つ不幸な女。
旦那は大手出版社のサラリーマンで、本人は自覚してないけどかなりモテる。
妻はそんな旦那を持っていつも浮気を疑う。

この作中でも何人もの女性から狙われる旦那は最後には無事に妻の元へと戻るけど、この旦那はその度に疑惑を持たれるような行動ばかりしてるので、バカとしか思えない。
そのくせに妻が自分を浮気者と疑うと怒るって…。
旦那は自分では浮気をするつもりも到底ないけど、結局は鈍感だから隙を突かれてキスされたり元カノに気を許したりで妻が当たり前のように疑うのは仕方ないと思うのになぁ。

でも妻は妻で、妹や親友をウッカリと旦那と引き合わせたりして段々と旦那を取られたりしちゃうの？って思いながらも仲良くさせたりで、その結果、ヤル寸前までとか何度もあったりしたけど、妻はその度に妹や親友、そして当の旦那を信じて許したりと読んで行くに連れてイライラでした。

結局は浮気はしてないけどそれまでの過程が嫌でした。