虜 ―とりこ―

秀香穂里

藍原(あいはら)はクールな美貌の凄腕麻薬取締官。現在追っているのは、危険度Aの新種ドラッグと、その密売に関わる“ゼロ”と呼ばれる男だ。捜査中のある日、藍原は聞き込みに訪れた喫茶店で一人の男と出会う。精悍な容貌が目を惹く年下の男・神堂(しんどう)――単なる店番のはずが、どうやら裏世界にも顔が利くらしい。怪しいと思いつつ、惹かれていく藍原だが!? 死線で交わす愛とSEX--ハード・アダルトラブ!!

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 徳間書店Chara
• 掲載誌・レーベル: キャラ文庫
• 電子版発売日: 2012年09月28日
• コンテンツ形式: XMDF
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★★]

麻薬に侵され脳死状態の弟を持つ麻薬捜査官の藍原と表向きは喫茶店のバイトで実は麻薬の売人である神堂。
2人の生い立ちが似ているけれど藍原は取り締まる側、神堂は売る側と正反対の世界に進んでいて相容れることの無いはずけれど惹かれあい共に生きていきたいと願うのが切なくて。
神堂の自分が売る薬で苦しむ人がいる事に全く罪悪感もない発言には驚いたけれどそこも語られる内容には分かるものもあり。
藍原はあくまで取り締まる側でありつつもそれでも神堂を選んでくれたのは涙が出ました。
藍原は信じていた人に裏切られ、でも神堂が入ればと。
その神堂も消えてしまいどうなるかと思ったけれど藍原は強く前を向いて行こうとしている姿、辛かった。
けれどそんな藍原の前に現れた神堂の決意、幕切れはこの先の2人に真の笑顔になれるのかなとホッとしました。

ダークな大人の話でとても良かったです。

[ブクログ · ★★★★★]

今まで読んだ中で最高かもしれません。ダークサイドな話ですが、ストーリーが秀逸。なんとなく展開は予測されるものの、サスペンス感はしっかりあり、普通のサスペンスモノとしても十分楽しめたと思います。もちろんエロあり（笑）。主人公たちの骨っぽさもまた魅力。寝不足覚悟で一気に読んでしまいました。

[ブクログ · ★★★★☆]

神堂の正体が分かるところまでは良く出来ていて、
「そっちかー！」と思わず興奮しました。
でも、結末が弱くて途中で力尽きているのが残念でした。

[ブクログ · ★★★★☆]

[元麻薬密売人×麻薬取締捜査官]
2才差年下攻め

300ページ弱にしては濃い内容でした。
主人公の麻薬に対する憎しみがとてもよく分かります。

別にBLにしなくても十分面白い内容
驚く展開、ハードであるが少し泣かせます。

タイトルからはここまでのものは想像できませんでした。
素晴らしいです。

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☆あらすじ☆

藍原はクールな美貌の凄腕麻薬取締官。
現在追っているのは、危険度Aの新種ドラッグと、その密売に関わる“ゼロ”と呼ばれる男だ。
捜査中のある日、藍原は聞き込みに訪れた喫茶店で一人の男と出会う。
精悍な容貌が目を惹く年下の男・神堂
―単なる店番のはずが、どうやら裏世界にも顔が利くらしい。
怪しいと思いつつ、惹かれていく藍原だが!?

[ブクログ · ★★★★☆]

£１
状態・・・非常に良い、帯付き

藍原（あいはら）はクールな美貌の凄腕麻薬取締官。現在追っているのは、危険度Aの新種ドラッグと、その密売に関わる“ゼロ”と呼ばれる男だ。捜査中のある日、藍原は聞き込みに訪れた喫茶店で一人の男と出会う。精悍な容貌が目を惹く年下の男・神堂（しんどう）単なる店番のはずが、どうやら裏世界にも顔が利くらしい。怪しいと思いつつ、惹かれていく藍原だが！?　死線で交わす愛とSEX--ハード・アダルトラブ！！

[ブクログ · ★★★★☆]

麻薬捜査に絡むあれこれ。刑事物スキーには堪えられない秀作だと思う。コイツは許せてもコイツは許せないのね？とか主役の許すツボに所々疑問が残るが、まあそれでも愛しちゃったのよ〜ということでしょう。
売人×麻薬取締官

[ブクログ · ★★★☆☆]

藍原（あいはら）はクールな美貌の凄腕麻薬取締官。現在追っているのは、危険度Aの新種ドラッグと、その密売に関わる“ゼロ”と呼ばれる男だ。捜査中のある日、藍原は聞き込みに訪れた喫茶店で一人の男と出会う。精悍な容貌が目を惹く年下の男・神堂（しんどう）単なる店番のはずが、どうやら裏世界にも顔が利くらしい。怪しいと思いつつ、惹かれていく藍原だが！?　死線で交わす愛とSEX--ハード・アダルトラブ！！

[ブクログ · ★★★☆☆]

表ではカフェを経営する麻薬密売人と、麻薬取締官の話。
ぐいぐい読ませてくるが、オチはやや尻切れ気味で弱い。
大逆転があればもっと印象に残ったのになあ…。

硬派な文を書く作家さんです。
硬派ながら色っぽい。好みの文。

[ブクログ · ★★★☆☆]

あらすじ：藍原はクールな美貌の凄腕麻薬取締官。現在追っているのは、危険度Aの新種ドラッグと、その密売に関わる“ゼロ”と呼ばれる男だ。捜査中のある日、藍原は聞き込みに訪れた喫茶店で一人の男と出会う。精悍な容貌が目を惹く年下の男・神堂―単なる店番のはずが、どうやら裏世界にも顔が利くらしい。怪しいと思いつつ、惹かれていく藍原だが!?死線で交わす愛とSEX―ハード・アダルトラブ。

[ブクログ · ★★★☆☆]

麻薬売人×麻薬捜査官。リアルを追求したいのか、完全フィクションに走りたいのか中途半端で微妙なところ。設定としては重厚で面白い、が、ストーリーは意外にスルスルと進む。ラストはあっけないほどのハッピーエンド。中盤で展開する互いの過去を告白し、互いを求めあう様は切ない。