フィロン研究
  • 値引き

フィロン研究

7,865円 (税込)
3,932円 (税込) 12月11日まで

19pt

-
0件

※こちらの作品はファイルサイズが大きいため、Wi-Fi環境でのダウンロードを推奨いたします

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

フィロン(前20頃ー後40頃)は、ユダヤ人哲学者で、ギリシア哲学と旧約聖書の解釈を融合し、キリスト教思想の源流を作った。そのフィロンの哲学を読み解く本書は、テクストそのものに基礎をおく根本的研究である。
フィロンの二重ロゴス論についても、独自の成果を上げている。
「『人間のロゴス』の二重性が「ロゴス・ エンディアテトス(理性)」と『ロゴス・ プロフォリコス(言葉)』の象徴的相関関係を意味したように、『宇宙のロゴス』の二重性は神の世界創造の範型としての『神のロゴス(英知的世界)』とその模写として表出された『感覚的世界』の象徴的相関関係として成立するのである」そして「象徴的相関性 』こそれはむしろ『 宇宙のロゴス』に本性的に内属する根本原理である」。
いまなお、フィロン研究の重要著作である。
【目次】
第一部 フィロンのロゴス論
序論 課題と方法 付 資料について
第一章 フィロン哲学の中心問題としてのロゴス論
第二章 フィロンにおける「ロゴス」の用語法
第三章 フィロンにおける「ロゴス」の意義 「ロゴスの二重性(象徴的相関性)」
第四章 神と「ロゴス」 「範型」としての「神のロゴス」
第五章 世界と「ロゴス」 「世界法則」としての「神のロゴス」
第六章 人間と「ロゴス」 「人倫の原理」としての「神のロゴス」
省略記号 I 原典、II 参考文献
第二部 フィロンと初期キリスト教思想
I フィロンとキリスト教 とくにパウロとの対比を中心として
II 宗教と文化に関する一考察 アレクサンドリアのクレメンスの神観を中心として
III アレクサンドリアのクレメンスの倫理思想 とくに「覚知者」(完全なキリスト者)の理想像について
IV トマス・アクィナスの「Synteresis」論
付 「エウダイモニア」 アリストテレス倫理学の性格
あとがき
索引
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

フィロン研究 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

レビューがありません。

フィロン研究 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

創文社オンデマンド叢書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

平石善司 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す