ブルームーンで眠らせて 眠らぬ夜のギムレット2

遠野春日

洗練された美貌と優雅な指が作り出す、幻想的なカクテル──。この人を絶対堕としたい!! 大手建設会社の若きエリート・姫野清爽(ひめのきよあき)が、初めて欲望を煽られた男──それは、バーテンダーの青木瞬(あおきしゅん)だ。けれど青木は、姫野のアプローチも大人の余裕ではぐらかすだけ……。ところが強引にデートを取り付けたある日、「俺が自制しているのがわからないか?」と突然強く抱き締められ…!?

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 徳間書店Chara
• 掲載誌・レーベル: キャラ文庫
• 電子版発売日: 2012年08月24日
• コンテンツ形式: XMDF
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★☆]

08/4/25
大人な雰囲気と会話が好きなので前作よりもこっちのほうが好きです。
こんな美貌なカップルを現実に目にしたら絶対見入るだろうな。
こちらも危なげなく安心して読めました。
『かわいそうに。俺なんかに堕ちて』89P

[ブクログ · ★★★★☆]

１のギムレットがなかなか良かったので、期待していた続編。そう来たか…というカップルの２人。よく考えたらギムレットの時に分かってたことかもしれないけど。ありきたりな展開ではあるけれど、それでも面白い。カクテルがエッセンスとして良い。

[ブクログ · ★★★☆☆]

攻め：バーテン青木瞬
受け：リーマン姫野清爽


『眠らぬ夜のギムレット』での脇役(五辻の友人と槙哉の会社の所長)の話。

『眠らぬ〜』の書き下ろしでバー『BLUE』に居て槙哉と会話したところ等がリンクされて描写されている。
姫野は鳴り物入りで組まれた新宿の複合ビル建設プロジェクトに若いながらも所長として抜擢される。
設計士の五辻に連れられて行ったバー『BLUE』のマスター・青木を欲しいと思う。しかし、良さそうな雰囲気になるたびにスルリとかわされジリジリしてしまう。何とか振り向かせたくて誘ったドライブで海岸で転んでしまい…。


『眠らぬ〜』で青木は五辻と学生の頃付き合っていたと書いてあったので、その当時は受けであったはずだけど、姫野が相手なら攻めに転じるのね…と、まず印象が変わりました。
後半、二人が恋人同士になってからも、青木の元恋人が出てくるのですが、こちらもガタイはいいタイプで当然青木は受け。
えっとどっちも平気な人？？？と少し混乱。

前半は毎回姫野の事をスルリとかわす青木に焦れ、後半は何も言わない青木に焦れました。

姫野が五辻と槙哉との濃厚なキスシーンをたまたま覗いてしまい自分も身体を火照らせるシーンは遠野先生お得意パターンですね。
思い出せるだけで既に３作はある。いや、当てられてジンジンするのは私は好きですけどね(笑)

Ｈシーンは豪華客船の部屋の安楽椅子でのシーンはエロかったです。

[yurichitian20 · ★★★★★]

大人同士

どちらもよかったわ。
それぞれの立場と恋愛観や経験が違うからですが。
ちょっと互いに不器用というか、怖がりすぎてすれ違いました。
もっと上手く自分を素直に出してほしい。