ミセス・ワンのティーハウスと謎の死体

ミセス・ワンのティーハウスと謎の死体

小説・文芸
1,628円 (税込)

8pt

ミセス・ワンの中国茶専門店で男の死体が発見された。刑事ドラマが大好きなワンは、容疑者に中国茶を振る舞いながら勝手に聞き込みを始めてしまうが……。

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ミセス・ワンのティーハウスと謎の死体 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    冒頭は主人公のおばあさんがお節介すぎて読み続けられるか心配だったけど、だんだん引き込まれる内容で大半の内容がミステリーからかけ離れてるけどどの部分も面白かった!最後まで飛ばし読みせず楽しみる本

    0
    2026年08月19日

    Posted by ブクログ

    装丁がかわいいのとタイトルから気になっていたんだけど、想像以上によかった!最初はとんだ老害おばあちゃんだな..と思っていたんだけど、愛があって強くてまっすぐなヴェラがどんどん好きになっていく。とにかくヴェラの淹れるお茶と、料理がものすごく美味しそうで、その描写が最高。一見すると強引なお節介によって容疑者たちの人生を救い、家族のような絆を作ってしまうヴェラと登場人物たちの交流がよかったし、ミステリとしても思わず二度読みしてしまう驚きがあって面白かった!

    0
    2026年07月10日

    Posted by ブクログ

    パワフルおばあちゃん探偵!
    ヴェラと一緒に、容疑者たちのことがどんどん好きになっていってしまって、どうするんだコレ…と思いながら読みました。後半は読む手が止まらず。
    ヴェラの強烈なあれこれに気を取られて、真犯人と伏線には全く気付かなかったし。あー、面白かった。ご飯が美味しそうで、お腹は空くし、中国茶が飲みたくなる。続編たのしみです、翻訳されますように!

    0
    2026年04月29日

    Posted by ブクログ

    (日本で言うところの)昭和気質な元気で強気なおばあちゃんと4人の若者たちの物語。
    笑いあり、涙あり、心にズキッとくるところもあり、逆に励まされたり心が温かくなるところもある、そんなコージー・ミステリ。

    事件は
    ①ティーハウスのど真ん中で人が死んでいた
    ②その後、ティーハウスが荒らされた
    という2本立てだが、そんなことよりも人間ドラマ。
    ミセス・ワン(ヴェラ)と4人の若者との関係を読むドラマ。

    本作の「推し情景」は中国系のお茶と料理。
    自分はどちらもあまり造詣がないためその部分にはあまりピンとこなかった(「うわ~おいしそう」とかは特に思わなかった)が、それでもなお非常に好きだった作品。

    0
    2026年04月02日

    Posted by ブクログ

    『ミセス・ワンのティーハウスと謎の死体』
    ジェス・Q・スタント 著
    唐木田 みゆき 訳

    著者は子どもから大人まで幅広い年齢層を対象に小説を執筆ている作家で、オックスフォード大学でクリエイティブ・ライティングの博士号、カリフォルニア大学バークレー校で英文字の学士号を取得している。インドネシアとシンガポールで育ち、現在は夫と2人の娘とともにジャカルタ在住。

    著者の育った環境が本書にも活きているのでしょう、文化の違いも愉しめる要素になっていると思います。
    主人公のヴェラ・ワン・チュウチュウ(以下;ヴェラ)は六十歳、毎朝四時半きっかりに目覚め、息子のティリーにメールを送り付けます。(殆ど一方的な内容も面白いです。)
    ある朝、<ヴェラ・ウォンの世界に名だたるティーハウス>(店名では“ウォン”読み)の真ん中に死体がころがっていたことから、事件がはじまります。

    しょっぱなからヴェラのとる行動が面白いんです。警察官たちのために頭の冴えるお茶を準備したり、店を少し?片づけたり、遺体の周りに油性マジックで慎重に線を引いたり!これには残念ながら警察官は、感謝するどころかかなり腹を立ててしまいますが、ヴェラはそんなことではめげません。(笑)それどころか、死体が握っていたUSBメモリーをこっそり抜き取り、警察官に内緒にしてしまいます!
    この行動には流石に少し後ろめたさも感じながらも、直ぐに自分のしたことは正しかったと気持ちを切り替えて、独自の犯人捜査に乗り出します。(“ヴェラ・ワンの殺人事件簿”も読み物として面白いですよ。)

    本の構成は、主人公のヴェラと4人の容疑者、ジュリア、リキ、サナ、オリヴァーの語りで構成されていて、それぞれの心情に共感しながら読み進めていく面白さもあります。そして、容疑者たちそれぞれの心理状態を、最高の手料理とお茶で解きほぐしていくヴェラのお人柄がとてもいいんですよねぇ。犯人については触れませんが、大団円で終わっていると言えると思います。

    お料理上手で、お茶選びも最高、周りの人たちの為に動き回りまわるヴェラのことが大好きになりました。(*´ω`*)
    第二弾の翻訳が待ち遠しいですね〜

    0
    2025年11月19日

    Posted by ブクログ

    主人公のミセスワンのとんでもないキャラが面白かったです。とんでもなさではアガサレーズンを超えてますね。お茶も料理もすごく美味しそうでよいです。お店のホコリをかぶったお茶は風味が飛んだりしてないんだろうか。

    0
    2025年10月25日

    Posted by ブクログ

    ティーハウスのオーナー、ヴェラ・ワン・チュウチュウは60歳。たくさんいた常連客も高齢化で、今はたった一人。そんな店で、一人の男が死んでいた。警察がやってきたけれどヴェラが期待するような科学捜査などは行われず、事故で決着してしまう。それを不満とするヴェラは、独自の方法で容疑者を特定して犯人探しに乗り出す。あまりに独善的で、最初は苦手なタイプと思ったのだけど、彼女の武器は美味しいお茶と料理。気がつくと、私自身が彼女のファンになっていた。(正確には、彼女の料理のファン。考え抜かれた薬膳茶も捨てがたい。)最初は人生に問題を抱えていた容疑者たちも、ヴェラの勢いに巻き込まれていくうちに、自信を取り戻していく。舞台がサンフランシスコのアジア系移民の多い地域で、登場人物もアジア系。「アジアの親たち」という表現が出てきて、ヴェラ自身も典型的なアジアの母親なのだけれど、これまであまり読む機会のなかったアメリカに住むアジア系の人々の姿に触れることができるのが興味深い。

    0
    2025年09月26日

    Posted by ブクログ

    ヴィラ·ウォンの世界に名だたるティーハウス!!!

    寂れた店の、大仰なキャッチコピーが、最後に燦然と輝いて泣きそうになる。

    こんな展開になるとは思わなかった。

    ヴィラも、ジュリアも、リキも、サナも、オリヴァーも。登場人物みんな初登場は、イラッとする要素がある。

    誰も清廉潔白ではなく、「さすがにそれはやっちゃダメ」という、共感、応援できない要素が、全員にある。

    なのに、どうしよう。
    読み終わったら、みんな大好き…!

    弱さも間違いも、ヴィラがずいずいと、おせっかいにかき乱して。後悔も間違いもぶっちぎって前にすすめようとする。

    全員にどこか哀愁があり、憎めない。
    幸せを祈ってしまう。

    執拗に押し付けられる(笑)お茶とご飯がどれもとっても美味しそう。
    登場人物は誰もが家族の愛に飢えていて、でも愛を知ってるからこそ、温かいお茶と、ほやほやの料理のありがたさと美味しさにちゃんと気付ける。

    だからこそ、なんでみんな踏み外したのー!とも思うし、踏み外しきれない人の良さに、モダモダもする。

    全員の未来を祈りながら読むのが良い。

    世界に名だたるティーハウスが、存在すると想像するだけで、いまは少し愉快な気持ちになる。

    0
    2025年08月27日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃパワフルなおばあちゃんが主人公!
    笑えて、ちょっぴり切ないミステリー


    autumn522akiさんのレビューに惹かれて読みました
    ありがとうございます(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)⁠✧⁠*⁠。



    主人公・ヴェラは、サンフランシスコのチャイナタウンに店を構える中国茶専門店〈ヴェラ・ウォンの世界に名だたるティーハウス〉の店主。
    昔は繁盛していたが、今は開店休業状態。

    そんなある朝、店の真ん中に死体が転がっていた!



    ヴェラは刑事ドラマが大好きで、まるで探偵になった気分で捜査に乗り出す。
    事件現場に現れた若者たちを勝手に容疑者扱い!

    なのにヴェラは彼等を容疑者として疑いながら、美味しいご飯を食べさせたり、何かと世話を焼く。
    すごくお節介で強引なんだけど、思いやりに溢れており、なぜか人を惹きつけてしまう。
    若者たちは次第に母親のように慕っていく…


    一人ひとりの体調に合わせて調合した中国茶を淹れ、すっごく美味しそうな手料理をふるまうヴェラ。
    小さな子供の扱いも手慣れたもので、すぐに信頼を得る。
    それにしてもお料理が最高に美味しそう!
    うん、絶対に美味しいよ(๑´ڡ`๑)


    ヴェラとその息子、容疑者にされた四人の若者たち、ティーハウス唯一の常連客…
    少しずつ彼らの人生が見えてくるのだが、皆それぞれの不安や苦しみなどを抱えている。

    胸がキュッとなる切なさもあるが、ヴェラの強引さが可笑しすぎて思わず笑ってしまう。

    でも、そんなヴェラだっていつも強いわけじゃない。寂しいし、悲しみも抱えている。
    だからこそ惹き込まれちゃうのかな。

    読み始めこそ、あまりにも強引な主人公に圧倒されて、ちょっと嫌いかもと思ったけど…
    だんだんチャーミングに思えてくるの(*´ω`)

    もちろん〝謎の死体〟も解決しますよ!

    0
    2025年08月18日

    Posted by ブクログ

    ミセスワン 中国茶専門店のおばあさんが主人公
    お店は 今はさっぱりで
    お客さんはアレックスだけ
    その朝 おきてきたら 店に死体が転がっている。
    うわあい!探偵ごっこができる!
    と5人の容疑者を探る
    でも 仲良くなって友だちになる。
    このワンさん 中国茶もすごく飲んでみたくなるし
    作る料理も美味しそう!
    容疑者にされた5人は みんな自分に自信がない。
    ワンが その自信を立て直す、
    うわあ 凄腕!
    犯人は いなかったのか?
    最後にどんでん返しが待っています。
    ちなみに ワンさんの息子ティリー君は とてもいい子で有能でした。
    こんな息子が欲しいわ!
    中国人のママがみんなこんなふうだったら 大変ですね。中国の人に聞いてみたいなあ!

    0
    2025年04月19日

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