数学女子 5

安田まさえ

ここはK大学・理学部数学科。落ちこぼれ気味の主人公・内山まなは、4年の秋になっても進路が決まらず崖っぷち!?数学男子2人の間でも気持ちが揺れて大忙し！泣いても笑っても卒業はもう目の前――数学女子たちの物語、最終巻です。

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: 竹書房
• 掲載誌・レーベル: バンブーコミックス 4コマセレクション
• ページ数: 116ページ
• 電子版発売日: 2015年05月30日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 44MB

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数学科出身ですが学生時代に勉強をしなかった私にとっては、あのときちゃんと勉強しておけばと思わせるマンガでした。
進路に悩む様子など、数学科の人には読んで欲しい作品だと思います。

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大学生活4年間も終了して、いよいよ最終巻・完結編。

軽快なネタの数々が面白くて、数学アレルギーの人でも楽しく読み進められる作品。前巻までの傾向でもあるけれど、数学というよりは恋愛についての話題に比重を置いているように感じられるものの、女性視点で学問とどう付き合っていくかといったことの考え方といったものが学べるのも良い。

連載開始から通して読んできた身としては、すっきりと腑に落ちる終わり方をしてよかったなぁと思わされた。

学問への態度、恋愛、友情…。いろいろなもののあり方を見せられる作品。こんな仲間に囲まれて数学をしたいと思わされたし、また本腰を入れて数学を勉強しなおしたいと思わされた傑作。