ラッキーボトル号の冒険

ラッキーボトル号の冒険

2,200円 (税込)

11pt

4.2

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絵本作家クリス・ウォーメルによる、
波乱万丈の大冒険物語!

10歳の少年ジャックは、
家出して乗組員として働いていた船が嵐にあい
沈没し、小さな島に流れ着いた。

その島には、巨大なカメと
ひとりの大男が住んでいた。
その男は、密航していた船が海賊に襲われ、
荷物と一緒に海に流されて、
19年半もこの島にひとりで住んでいるという。
男は島で、豪華な家具と大量の本、ラム酒のある
満足のいく暮らしを送っていた。

自分の名前は忘れてしまっていたという男は、
『ロビンソン・クルーソー』を読了したところで、
自分のことを「ロビンソン」と呼んでくれという。

ジャックはロビンソンから読み書きを教わり、
助けを求める手紙を書いて、
ビンに入れて流すことに。
本を読んで、読み終えたページを破り、余白の部分に手紙を書くのだ。

ふたりは毎日手紙を流した。
ある日骸骨を見つけたふたりは、
その手に残された紙きれから、
この島に海賊が宝を隠したのでは、
と考えるが…?

先がどうなるのか気になって、
ページをめくる手がとまらない冒険物語。

乱万丈な物語が、〈ボトルシップ〉
ービンに入った帆船模型が、
どうして作られるようになったのかという話に
つながります。
著者によるイラストも魅力。

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ラッキーボトル号の冒険 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    イギリス生まれの10歳の少年ジャックは、家出をして船に乗り込んだものの、嵐で難破し見知らぬ島に流れ着く。そこには巨大な亀と、先に漂着して20年近くを島で過ごしていた大男ロビンソンが住んでいた。イギリスに戻る希望を諦められないまま、ロビンソンとの日々が過ぎていく。海賊の宝を求めて島を探検して見つけた魔

    0
    2024年10月14日

    Posted by ブクログ

    無人島?漂着。謎の生き物。大男?。白骨死体。
    金貨。魔女。魔法。海賊。
    子供の好きそうなキーワードが並ぶ。
    荒唐無稽、少し都合良すぎないか、とツッコミ入れながらも一気読み。
    10歳の少年の冒険物語。

    0
    2024年11月13日

    Posted by ブクログ

    面白く一気に読めました。やはり漂流記はどの時代のもわくわくします。
    宝の山を見つけたけど、孤島で何に使えば…という点では大人も身につまされます。お金だけあっても幸せになれない。幸せって何なのか、改めて考えさせられました。

    0
    2024年10月03日

    Posted by ブクログ

    実は漂流ものって、死にそうになりながらの彷徨とか、流れついた者同士の血で血を洗う闘争とか、しんどくてあまり好きじゃないんだけど、このお話は、孤島に流れついた少年が耳にするのが本のページをめくる音というシーンで一気に引きこまれた。なんとこの島に流れついて20年前からひとりで暮らしている男がいて、漂着し

    0
    2024年09月14日

    Posted by ブクログ

    10歳の少年ジャックは家出して乗組員として働いていた船が難破して島に流れ着いた。そこには大きな亀と大男が住んでいた。島から脱出したいジャックの冒険物語。

    大男が良い人すぎたり、物語と島のことが結びついたり、魔法が使えたりするのは大人目線だと少々都合が良すぎるように思えたけど、児童書に現実味はいらな

    0
    2024年06月25日

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