ツレが「ひと」ではなかった 異類婚姻譚案内
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ツレが「ひと」ではなかった 異類婚姻譚案内

2,310円 (税込)

11pt

4.5

「ひと」と「ひと以外(動物・異人・他界の者)」が婚姻を結ぶ説話「異類婚姻譚」は、鶴女房や一寸法師などの昔話としても親しまれてきました。現在では、アニメ、小説などのテーマとしても人気のあるジャンルですが、入門書や体系化された書籍はありません。そこで本書では、日本や海外では異類婚姻譚にどのような話があり、どういった特徴があるのかを紹介しながら、知っているようで知らない「異類婚姻」の世界をのぞいてみます。

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ツレが「ひと」ではなかった 異類婚姻譚案内 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年04月20日

    昔話、おとぎ話、国内外問わずお話を全文、または一部引用した上で動物婚、異界婚で大別し、さらにパターン分類、分析と考察した体裁となっている。興味深かった。

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月04日

    「鶴の恩返し」「美女と野獣」などなど、
    昔話や童話など、今一度読み直した感じで楽しかった。

    そして、必ず、美男美女が主人公で、
    貧乏が裕福になって、というお決まりの話。
    日本だけでなく、似たような話が台湾や中国にもあるのは興味深い。

    河合隼雄さんや北山修さんなど、
    心理学的にコメントがあるのが面...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月24日

    鶴の恩返し、雪女、かえるの王さま、崖の上のポニョ…世界各地の人ではないもの(異類)との婚姻譚を解説付きで紹介。非常に多くの事例が紹介されており私たちと異類との関係性を考えずにはいられません。

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    Posted by ブクログ 2024年03月12日

    異類婚姻譚とは、異類の者と出会ったものの決定的な別れにより主人公の状態が出会い前に戻る「行きて帰りし物語」の一種だと思ってたけど、それは日本本土の現象でしかないってのが衝撃だった。奄美でも韓国でも人は人外と案外ハッピーに暮らしていたという

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月29日

    題名どおり、相手が”人間”ではない(嫁だろうが婿だろうが)結婚の話をわかりやすく分類し、分析した本。相手を「動物」「異界(異郷)の者」「異形の者」の三種類に分け、例となる民話を挙げて解説していますが、想像していたよりも非常に読みやすく、どの説明もわかりやすく、例も多くて異類婚姻譚を知るには最適の一冊...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月26日

    日本を含めた世界の異類婚姻譚を豊富な事例で系統立てて紹介。
    日本の異類婚姻譚は話の終わりに元の状態に戻る(貧乏→裕福→貧乏)ものが多いというのが興味深かった。

    0

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