拝啓、役立たず令嬢から親愛なる騎士様へ～地味な魔法でも貴方の役に立ってみせます

結生まひろ / 鳥飼やすゆき

「手紙は嘘だったの？貴方はいったい誰ーー？」

伯爵令嬢のユリアーネは母亡き後、意地悪な義父と義姉に虐げられていた。
挙句、面識もない騎士見習いと婚約させられるが、毎日届けられる婚約者からの手紙だけが心の救いとなっていった。
ところがある日、届けられた手紙の内容は一方的に婚約破棄を告げるもので…。

今までの愛がこもった手紙の内容は嘘だったの――？
失意の底で、役立たずの娘だと家を追い出されかけた時…。
現れたのは、毎日手紙を届けてくれていた王宮勤めの騎士様。
彼は自分の婚約者になってほしいとユリアーネに求婚して――!?

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル
• 出版社: ファンギルド
• 掲載誌・レーベル: novel スピラ
• シリーズ: 拝啓、役立たず令嬢から親愛なる騎士様へシリーズ
• ページ数: 272ページ
• 電子版発売日: 2024年02月19日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 12MB

[匿名 · ★★★☆☆]

王道ですね

虐げられていた少女はまだ見ぬ婚約者との文通だけを楽しみに辛い毎日を耐えていた。彼からの手紙を届けてくれるのはちょっと謎な騎士様｡もう少しで婚約者に会えるという時に、彼から婚約破棄の手紙が届き、彼女は自分が受け取っていた手紙が途中から婚約者からではなく、手紙を届けてくれている騎士からだと気づいて、というお話。彼女はその才能を開花させ、めでたく騎士団団長である彼と結婚し、幸せを掴む訳ですが｡実に王道で、捻りもありません。ヒロインはひたむきで好感が持てますが、ちょっと立派すぎるかな。

[keikei · ★★★★☆]

王道といえば王道のストーリーだった。
途中、ここでこの人が出てくるのか！と途中の展開にドキドキしたけど、
良い感じにふんわり終わって、どこまでも穏やかに話が終わった感じ。

二人がくっついてからがあっという間に終わってしまったのと、
義姉が行方不明でさらっと終わったのでそこがちょっと残念です。