環境投資のジレンマ 反ESGの流れはどこに向かうのか

環境投資のジレンマ 反ESGの流れはどこに向かうのか

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政府、企業が地球環境を重視する政策に突き進む中、企業年金や保険会社など機関投資家はそれに乗り遅れまいと環境投資に走り、「責任ある投資」がブームになった。化石燃料企業を投資対象からはずす行為(ダイベストメント)は、優良投資家の鑑とされた。
ところが、2022年、大きな反動が起きた。環境株のパフォーマンスが落ち、石油株が選好される中で、環境投資の意味を問う動きが強まったのだ。米国では、フロリダ州で反ESG投資の声が大きくなり、「もうESG投資という言葉は使わない」と言い出す経営者もいた。新規の環境ファンド設定の動きも激減している。
そもそも投資の目的とは何か、環境対策と企業の成長は連動するのか、といった根源的な問いが世界を覆う。環境対策に突き進むと同時に投資パフォーマンス向上を目指す「二刀流」は成り立つのだろうか。環境投資の現状や、厳格化するルールなど世界の潮流を概観しながら、環境マネーの行方を探る。

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環境投資のジレンマ 反ESGの流れはどこに向かうのか のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年04月11日

    ESG投資の最近の情勢について、何となく追える。
    日経新聞の記者ということで、投資に興味がある人の好きそうな話題を掻い摘んでいて面白いかと。

    深い分析はない。

    0

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