「お迎え」体験

「お迎え」体験

968円 (税込)

4pt

3.8

「お迎え」体験とは、終末期の人間が、すでに亡くなった家族や知人など、
見るはずのない人間と出会い、会話する不思議な体験である。
従来、医療者はこうした事例を現場で確認しながらも、
幻覚、せん妄の一種として本格的な研究を避けてきた。
本調査は15年以上にわたって継続し、医師のみならず
人文・社会学者も加わっての横断的な研究成果としてまとめられた。

1700人以上の遺族アンケート調査による精密な分析により、
日本人の約4割が広い意味での「お迎え」体験を経験していることが分かった。
また、自らの死期を悟る、あるいは終末期の一時的な意識覚醒など、
本邦初の「死の直前に起きる現象」についての統計調査、データが初めて公開される。

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「お迎え」体験 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年12月20日

    ん〜色々と考えさせられた本でした。

    自分が死ぬ時、どんな風に死ぬのか考えないといけませんね。

    そういえば、母親が亡くなる直前に何故かずーっと戦争時の体験を語ってました。

    お迎えだったのかな、と今思ってます。

    人間は複雑なんでしょうね。

    一概に生物と言うだけで無く、何か別のものを感じます。

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月13日

    医師である河原氏が、同じく医師の故・岡部健氏とともに行ったお迎え体験に関する著を書籍にしたもの。
    在宅死がなくなりつつあり、死が身近なものでならなくなってきている。臨終間際の実際の一端を明らかにする必要もでてきたのだろう。
    母親の死に直面し、お迎え体験というものは、容易に理解できますね。

    0

    Posted by ブクログ 2021年01月24日

    文字通り「お迎え」体験について語った一冊。

    コメントの寄せ集めがメインだから仕方ないが、やや内容が散漫な感じ。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年06月21日

     看取りを前提とした在宅医療に特化した岡部医院。2000人を看取った中から、お迎え体験をする人が多いことに着目、きちんとした調査を行った結果をまとめたもの。

     臨死体験にでてくる仏やお花畑、光のトンネルなどはほとんどなく、さきに亡くなった知人が出てくるケースがほとんど。

     お迎え体験があってもな...続きを読む

    0

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