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大ヒット写真集に “extra”として電子書籍版だけの秘蔵カット大増量収録!
挑発か、無防備か――
少年の視点で切り取られた、少女に対する戸惑いと妄想。思春期の原風景としての“スクールガール・コンプレックス”。
女の子はとてもエロティックであるのと同時に、恐怖の対象でもあった。――届かなかった、見ることのできなかった、秘められた存在。
貞本義行氏絶賛!(『新世紀エヴァンゲリオン』他)
「少女たちの危ういエロスに、私たち男は翻弄され続ける。それはDNAに組み込まれた、宿命かもしれない。
吾妻ひでお氏絶賛!(漫画家『失踪日記』他)
「カメラのアングルに既視感あるなーと思ったら、私の視点といっしょでした。フェチで変態、傑作です」
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Posted by ブクログ
学園ラブコメ…いやラブコメでなくても学園もので、女の子のふとしたしぐさに男の子がドキッとするシーン。そんなシーンの女の子を実写化したような写真集です。
女の子の顔は一切写っておらず、徹底的に無個性化されていて、前述のシーンを純粋に抽出したかのようです。
ヌードなし。下着姿もなし。せいぜい白いブラウスにぼんやり透けるか肩紐程度。なのに(いや、だからこそ?)フェティッシュなエロティシズムがあふれています。
伸び上がったときに、セーラー服の裾が持ち上がってお腹がちょっと見えるとか、逆行にブラウスが透けて、ぼんやり身体のラインが見えるとか、絵を描く人なら参考になるかもしれません
Posted by ブクログ
これはエロい。出版していいのか……と思った。私は女性だけど。
これを「女子高生に対する妄想」だとか「制服フェチ」だとか思うとちょっと違う。これはあくまでも、「“高校生くらいの頃に感じた女子高生に対する妄想”への妄想」だし「“高校生くらいの頃に制服に感じたドキドキ感”へのフェチ」なのだ。
で、その視点は、結構エロい。というか、落ち着かなくさせる。自分の若いころの自分のやましい気持ちを目の前に突きつけられるようで。
こう書くと、「女のお前がなぜそんなに語る?!」と思われるかもしれないが、前述のように「女子高生に対する妄想」ではなく「“~~妄想”への妄想」ならば、性別関係なく、ドキドキはできるのです。
この一点で、「スクールガール・コンプレックス」は、そのあとに雨後の筍のように出て来た類似品、模倣品とは一線を画している。類似品、模倣品は似せよう、まねようとしていながら、実はまったくコンセプトが違うのだ(なお、「思春期」は他者によって付けられた言葉が、妄想の対象となる“~~妄想”に水を差すような感じがしてイマイチと思います)。
妄想への妄想という意味では、一見まったく違って見える、青山裕企氏のもう一つの代表作「ソラリーマン」とも通じる部分がある。あの写真は、「サラリーマンって頑張ってる」「ストレスとも闘ってる」「その中でも前へ向かうんだ」という(ある意味、ほかの作品でも繰り返し使われてきた)妄想に火を付ければ、サラリーマンがけなげなヒーローに見えてくる、その感覚を楽しもうっていう作品だと思うから。
ふむ。こう考えると、青山裕企、結構、ひねくれていて、イジワルな人なのかもしれない。
Posted by ブクログ
女子高生たちの日常風景を切り取った写真集(中には非日常的な物も多くありますが……)。
モデルさんの顔も年齢もわからないので、リアルな女子高生かどうかは分かりませんが、各写真から漂う雰囲気は間違いなく思春期のそれだと思います。
いわゆるグラビアっぽい写真とは全く方向性が違うので、そういうイメージで購入されると後悔してしまうかもしれません。
フレームの中に切り取られているのは、少女たちの無意識で無防備で、ある意味、(男性視点から見るならば)無粋とさえ受け取れる仕草です。
思春期だからこそ見せられる不覚。
しかし、日々、こういう風景を見ていたはずの学生時代の自分(男)を思い返してみると、今、この写真を見た時のような気持ちはありませんでした。
なぜなら、それも思春期ゆえの不覚、だからだと思います。
そのため、ノスタルジックな思いを求めてこの写真達を眺めたとしても、『あの頃』を過ぎてしまった僕らには、全く違った感情しか思い浮かばないでしょう。
逆に、今、思春期まっただ中の少年(少女)がこの写真達を眺めたとしても、一切、何も感じる部分はないでしょう。
では、どういう視点でこの写真達を眺めるべきか。
それは人それぞれ違うと思いますので、ここからはあくまで僕個人のお話になりますが……。
一言で言えば、自分の中の欲望に気付くため、だと思います。
職業柄、この年頃の少女達には畏怖、畏敬とさえ言える感情を抱いており、恐れ多い、触れられない対象としての『憧れ』があります。
その『憧れ』を肉欲的な欲望だと捉えることは、狭い意味では正しくもあり、広い意味では間違いでもあります。
憧れから生まれる欲望は、回顧への願望に他なりません。
あの頃に戻れるなら、もっとこうしたい、もっとああしたい、ああすれば良かった、こうすれば良かった。
自分の人生を省みながら、叶わぬ願いを思い返す、そんな回顧。
これが『あの頃』を過ぎてしまった僕が、この写真達を眺めて感じた一番強い感情です。
でも結局、こういう感情のことを『コンプレックス』って言うんだろうな。
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