神々を知ればもっと面白い！ギリシャ神話の教科書

東ゆみこ

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■ギリシャ神話とは
ギリシャ神話は、西洋人の精神的支柱であると言っても過言ではありません。聖書とともに、現代にも大きな影響を与えています。紀元前17世紀から口承で伝わってきた物語をホメロスやヘシオドスが『イリアス』『オデュッセイア』、『神統記』などによってまとめられていきました。

■ゼウスをはじめとするオリュンポス12神
全知全能の神・ゼウスをはじめ、アポロン、アルテミス、ポセイドン等、オリュンポス山の山頂に住む12柱の神々のそれぞれのキャラクターと相関を、わかりやすく解説していきます。

■愛と英雄の物語
ギリシャ神話には、愛憎劇が数多くあります興味深いエピソードをイラストを使い、関係性がわかるように解説しています。また、英雄たちの戦いの物語も興味深く、こちらもわかりやすく紹介しています。

【目次】
Prologue ギリシャ神話とは何か？
Chapter 1 世界の始まり
Chapter 2 神々の物語
Chapter 3 恋人たちの物語
Chapter 4 王族・諸地方の物語
Chapter 5 英雄たちの物語

【監修者紹介】
東ゆみこ（ヒガシ ユミコ）
1968年千葉県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部で人文地理学、学習院大学大学院人文科学研究科博士前期課程で神話学・日本文学を専攻。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科比較文化学専攻(博士課程)を単位取得満期退学。学習院女子大学・日本女子大学・都留文科大学・東京外国語大学の非常勤講師を経て、現在、国際ファッション専門職大学教授。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学
• 出版社: ナツメ社
• ページ数: 240ページ
• 電子版発売日: 2023年12月02日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 116MB

[ブクログ · ★★★★★]

とても詳しく書いていて、知らなかったことも知れた。家系図とかで、えーっ、この人、この神様の子孫やー、とかさ。英雄って、なんだかんだ、まざりやすいな。名前似ているから。
とにかく、多神教の特徴の一つとして、神様が人間みたいっていうのが当てはまると思う。

[ブクログ · ★★★★☆]

分かってはいたけど、この世界の神々ってホント激情家が多い。
めっちゃ嫉妬深いし、怒るし、何かあったらすぐ殺す。
かの有名なゼウスの好色っぷりも、ここまでくると寧ろ感心する。
でもまあ、なんだかんだ言って面白いんだよな。
心理学を学んでいた人間からすると、パニックやカオス、サイコロジーなどの語源を知るのは楽しい。
西洋美術の題材となった神話も紹介されているので、絵の観方が変わって良い。
無茶苦茶な登場人物ばっかりだけど、やっぱりギリシャ神話好きだなあ。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ギリシャ神話における神々の出生や伝説などをまとめたもの。本自体は読みやすいはずなんだけど、神々の人数が多すぎて私は理解出来なかった…それに栄光ある神々にしては、不倫、嫉妬、支配欲など悪徳まみれであり、親しみを感じても尊敬の念は薄いかな…