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丹精込めて作り上げたコンテンツもネットに乗れば限りなく価値がゼロに近づき、従来の「良い物を作って、適正な価格で売る」方法では利益を上げられなくなっている。この変化のなかで収益を目指すためには、どこで回収を図ればよいのだろうか? 自らもコンテンツプロデューサーである著者が、メディア転換期の今、新しい制作・流通体制に取り組む先駆者にそのメカニズムとあり方を聞き、今後の道筋を照射する。
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Posted by ブクログ
テレビはオワコン!これからはソーシャル!そんなことは全く書いてないです。 ネットメディアのパラダイムシフトについて、前半は電子書籍、後半は映像コンテンツについて述べられている。 前半は電子書籍のフォーマットや、それが決まった経緯なんかが書いてあってちょっと難しかったけど、後半の夏野さんのニコ動の話と...続きを読むかは面白かった。 変化してない時代なんてないかもしれないし、陳腐な言葉だけど、時代は変わっていてそれに対応できることがとても大事だと再認識。
電子書籍関係者のリアルな証言とそれに対しての考察。 電子書籍に関心ある人は必読です。 Web連載中の記事を元にまとめられた 本書には、著者の深い洞察が注ぎ込まれており、貴重な証言となっている。
電子書籍のオピニオンリーダーを丁寧に取材によりフォローしている。2010年12月現在の、取り巻く環境がニュートラルに理解できる。 インタビューも丁寧に行っている。
既存のメディアとこれから発展するであろうメディアとの関わり合いを分かりやすく説明してくれていた。 個人的には、電子書籍と紙の本との共存の仕方にとても興味を持ち、今後のメディアに対する1つの評価軸のようなものを持てるようになった。
インタビュー集に付けるには大層なタイトル。こうして電子出版業者の言を一列に並べてみると、どこも「利便性を維持しながらコンテンツを守れる」「ソーシャルな体験が可能となる」「新しいプラットフォームになる」などなど似たようなことを似たように語ってるということが良く分かる。現実が圧倒的に理想に辿り着いていな...続きを読むいということも。電子書籍が"書籍"という既存のコンテンツの枠に収まっている間は、これからも劇的な変化は難しいだろう。新しい概念のコンテンツの誕生が切実に待たれる。
主に電子書籍やニコニコ動画、SNSなどのネット上のコンテンツにスポットを当てて描いたもの。 何が生き残り、何が死ぬメディアかは別として、単純にメディアの現状動向としては参考になった。
業界の進んでいるスピードが早いために、刊行の2010年末から既に9ヵ月ほど経ってしまっていて、若干内容が古くなっている箇所もあったけれど、全体的に読みやすくてうまくまとまっていた。 特に後半の「映像メディア」と「ネットメディア」の章は、「電子出版」よりも一歩先の動向を示しているようで、こちらもなかな...続きを読むか読みごたえがあった。 『変化は段階的に訪れる』
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