探偵怪談

総合探偵社ガルエージェンシー

浮気調査、身辺調査、失踪者捜索……探偵の仕事というのは、隠しておきたい〝人間の本性〟を暴く仕事でもある。
それゆえに、調査対象に深く迫り過ぎるあまり、見てはいけないものを見ることもある。
依頼人を悩ませる異音の恐るべき正体、ストーカー行為を繰り返す女が抱えていた戦慄の過去、行方不明者を追う探偵の前に現れたずぶ濡れの男、浮気現場を押さえられた男がとった信じられない行動…。


120を超える支社を持つ総合探偵社ガルエージェンシー。
全国で活動する探偵から〝実際に体験した恐怖譚〟を募集。そうして集まった中から厳選した42編を収録。
心霊、怪奇、ヒトコワ……。あなたも恐怖の調査報告を体験してみませんか。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内ホラー
• 出版社: 彩図社
• ページ数: 240ページ
• 電子版発売日: 2023年06月27日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 4MB

[ブクログ · ★★★★☆]

探偵業、ほとんどが浮気調査、人探し。こんなに浮気が蔓延してるなんて…。調査中、心霊、怪奇な事があったり。しかもヒトコワです。でも職業として探偵になりたかったな。☺

[ブクログ · ★★★☆☆]

実在する探偵社の探偵さん達が、調査過程で出くわした怪異についてまとめられた1冊。
全国展開されてる探偵社らしく、日本各地からお話が集まってました。ただ、依頼内容が浮気調査など、どの地でも似通った内容が多くて、怪異にエロが絡んでくるお話もまあまああって…この手の感じは苦手かもしれない…すみません。
読んでて、ふと、実話怪談が好みではないのかなって思ったりもしたけど、前に読んだカチモードさんのお話(あちらも怪談の部類に入る気がする)は読み進めるの苦じゃなかったし…
何が違うんだろ??

[ブクログ · ★★★☆☆]

おすすめ度★★★（5点満点中）

ガルエージェンシーの調査員さんたちの、探偵業の経験談が綴られた本。

感想は、
1、ほんっと世の中には浮気ばっかりだな
2、探偵業って本当に大変な仕事。自分にはとてもじゃないができないな。

です。
人間の怖さもあり、心霊現象的な怖さもあり、スリリングな体験がたくさんできそうな体験業ですが、とてもじゃないですが平穏な日常とはかけ離れた日々が待っていそうです。

肩肘張らずさくっと読める本であっという間に読み終わりました。
探偵さんたちの日常を覗いてみたいときにオススメな本です。

[ブクログ · ★★★☆☆]

一気に読み終わります。
おもしろいのですが、なんか一辺倒です。
1話1話が短いのか、なんかテイストが似てると言うか何と言うか。
まぁ、こんな人いるんだなと言う感じです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

霊関係は最初と最後で、あとは探偵たちが垣間見た人間の闇（怪談）という体裁。なので少し物足りなかった。
とはいえガルエージェンシーで働く人の体験談ということで（支店と個人名が記載されている）、リアリティはある。
前書きや後書きはないのだかど、この本のできた経緯などが知りたかった。

[ブクログ · ★★★★★]

(株)総合探偵社ガルエージェンシー[1980年渡邉文男設立の“オークラ調査事務所”が前身 1992年社名変更 全国に120以上の支店あり]の探偵たちが遭遇した恐怖の捜査案件。全国より寄せられた報告から厳選した、戦慄の怪異譚42編を収録。
第1章 探偵を襲う怪異(9話)心霊体験、第2章 怖い調査対象者(11話)奇異な行動の対象者、第3章 罪深きは人間の欲望(12話)欲望のままに生きる対象者、第4章 不思議な調査依頼(10話)少し印象に残った依頼‥心霊絡み？もありのetc。

探偵業という世界のリアルな出来事が興味深く、面白かった。いろいろ勉強にもなった。探偵社が身近に感じられ、こんなことで困った時は探偵社に頼めば良いのか！と思った。